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生い立ち物語 <第七章> 決意期編

日野佳恵子思いつき日記 2004.10.01 記事より

生い立ち物語
<第七章> 決意期編

「起業を決意するまでの道のり」

私は、家にいながら、世の中が必要としているビジネスが生まれるかもしれないと思い、夫に「主婦のネットワーク」という事業計画書を作って見せました。

「こんなビジネスがあったらいいと思うんだけど」というと、「赤ちゃんがいるし、体が強くないのだから家で静かにしていた方がいいよ。何人も子どもが生めないと思うので、子育ても大切にしていこうよ。それにビジネスは主婦ができるほど甘くない」と言われました。

主人は住宅会社の営業マンです。「自分で会社をするなんて、パートやサラリーマンならわかるけど。それに、アイディアは面白いけど、これではどうやって儲けるのかよくわからない」と言われたので、サラリーマンで勤めようと思い広告代理店にアタックをかけました。

私は20代からずっと、主婦を組織化して消費者の声を集めたらきっと欲しい人がいるはずだと思っていましたが、自分にはビジネスセンスはない、事業計画もわからないのでどこか勉強へ行こう。広告代理店なら企画やマーケティングを教えてくれると思い、アタックしました。子どもが1歳になる前のことです。
私が入ったのは、システムキッチンをショールームで販売促進する専門の広告会社でした。

システムキッチンを買うのは主婦です。私はいきなりシステムキッチンの販売促進担当になりました。システムキッチンを売り込むのに会議が頻繁にありました。会議は男性が大半で決定権のある会議に女性はいませんでした。

現在、買い物の決定権は8割が女性です。しかし、商品を作るメーカー側の役職は8割以上が男性です。そこでミスマッチがおき、今は、女性の声が聞きたいという社会になっています。

当時、私は販売促進の会議に呼ばれては、アイデアを出していました。が「なるほど、その企画で何個売れるんだ。」と必ず聞かれました。君の企画はいくらかかって、それに対して何組契約をするか、その根拠は何か。ビジネスとは冷たいものです。私はお客さんが喜べばいい。いつか買うかも知れないと思いました。

今回のキャンペーンで何組が契約するか、毎日会議をしていました。いくら使ったらいくら入るのか、それが分からなければやらない。根拠のないことには投資はしないと、ビジネスは大変なんだと思いました。

私が提案してもいつもダメなので、私も考えました。会話をする際に相手の話を否定せず肯定から入ると心を開いてくれます。これはテクニックです。

「今度の企画どう思う」「すばらしい企画だと思います」本当は別の企画にしたいので「でも、私は働いている女性で男と同じなので専業主婦の気持ちはわかりません。私はこちらがいいと思いますが、近所の主婦100人に聞いて参りました。書類を配ってよろしいでしょうか」と全員の机の上に資料を置いて「8割の女性は別のこちらの企画がいいと言っています。どうされますか」。ざわざわとなって初めて企画を聞いてくれました。

「この8割はどこでとった?夫の年収、職業は?。年齢はどのくらいで子どもは何歳?車は何?商圏はどのへんで、人口はどのくらいの町か?」ビジネスをする人はなぜ人の心は無視して数字でものを見るのでしょうか。「彼女たちはこっちの方が楽しいと言ってます。」「大至急、採り直してこい。300人のサンプルを採れ」マーケティングでは人のことをサンプルと言います。300のサンプルを取ったらより確実になります。

私はこの瞬間にやろうと決めました。私の意見は一人の意見だけど、買うべきターゲット(お客様)の層で圧倒的な数の人の意見を集めることができたら、世の中は動く。こうしたいと思って、私は会社を起こすことに決めました。

HERSTORY代表取締役
日野佳恵子

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