
なぜ女性は買ってくれない?男女で違う購買のきっかけ
「この携帯電話を購入したきっかけはなんですか?」と質問すると、男女で違う答えが返ってくる。
例えば男性に質問すると、「画面が5 インチ以上」とか、「RAM が2GB」とか、「バッテリーが3000mAh」など、客観的に判断ができる数値が購入理由の傾向にある(下図内の①)。
したがって、携帯電話売場でスペック表をよく見てどの携帯電話が良いのかを判断する。
一方女性は、機能や性能はもちろん判断基準になるが、
「やっぱりこのピンクが自分に合ってる!」
といったように、決め手を情緒的な判断軸で結論づける(下図内の②)。
携帯電話売場は、スペック表や価格表はわかりやすく書かれているが、情緒的な判断ができるような表現が書かれていることはほとんどない。
女性の購買を促すためには、現在の売場づくりに加えて情緒に訴えかける工夫をすれば女性がもっと買いやすい売場ができる。
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