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『ありのままの自分』女性は4つの顔を使い分けている⁉

​​​​​​​女性マーケティングの株式会社ハー・ストーリィ(東京都港区、代表取締役:日野佳恵子)は、①「ありのままの自分」についての調査(東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、福岡県在住の女性500人)と、②女性のワークライフについての調査(全国の女性1000人)を実施しました。


目次[非表示]

  1. 1.8割の女性は、「ありのままの自分でいたい」と思い日々過ごしている
  2. 2.働く既婚女性は、「生活の為にお金を稼ぐ」ことで精一杯?
  3. 3.女性は、1日に4つの顔を使い分けている
  4. 4.用語説明
  5. 5.参考資料
  6. 6.調査概要
    1. 6.1.「ありのままの自分」についての調査
    2. 6.2.女性のワークライフについての調査
  7. 7.リリース原稿
  8. 8.本件に関する問い合わせ

「ありのままの自分」って何?
男性は職業人顔、女性は4つの顔を使い分けている!

8割の女性は、「ありのままの自分でいたい」と思い日々過ごしている。


「ありのままの自分」でいられるのは、ひとりでいる時69.2%に続き、家族といる時が58.6%。友人といる時の19.8%とは大きな差がある。


男性の顔は“職業人”メイン。女性は1日に4つ、時には6つ以上の顔を使い分けている。
女性は単にワークとライフのバランスを取りたいわけではなく、複数の役割を自然体で取り込んでいる。

2014年、“アナと雪の女王”が一世を風靡しました。各国で共感を呼んだ歌声に、子供から大人まで夢中になり、日本でも今年のヒット番付トップにランクインしました。

なぜ、日本でここまで流行したのでしょうか?
その背景にはヤマトナデシコとして日々我慢をしている日本人女性の日常と、「ありのままの自分でいたい」という願望のギャップが存在したとの見方があります。


世界経済フォーラムによれば、日本のジェンダー・ギャップ指数*1は、2011年以降 98→101→105位→104位と連続して順位を下げています。

ジェンダーギャップ指数

OECDの有償無償労働時間調査によれば、日本では1日あたり、男性が女性の約2.3倍の有償労働をしており、女性は男性の約5倍の無償労働をしているという結果が出ています。男性と女性では、1日の時間の費やし方が大きく異なります。

男性の有償長時間労働が問題視されることもあり、女性の活躍推進を掲げる安倍政権の掛け声に、企業もようやく重い腰を上げ始めました。


一方で、ハー・ストーリィが発行している女性雑誌分析レポートにも、毎号のように”女性の働き方“が取り上げられています。その内容から”女性活躍“に対して、当の女性たちが戸惑い気味であることがうかがえます。


専業主婦よりも、働く主婦が多くなっている現在、働き方の選択肢が多いだけに思い悩む女性も多いようです。


今回、改めて女性たちの実態と想いをハー・ストーリィ 女性のあした研究所が調査しました。

今共働き世帯が専業主婦世帯を大きく上回る時代に

8割の女性は、「ありのままの自分でいたい」と思い日々過ごしている

「ありのままの自分でいたい」女性は、非常にそう思う36.8%、ややそう思う40.8%を合計して77.6%と、年代や収入に関係なく高い数値でした。また、「ありのままの自分」でいられるのは、ひとりで過ごしている時69.2%に続き、家族といる時が58.6%とやはり高い数値。友人といる時の19.8%を大きく引き離していました。家族といる場面を素の自分でいられる大切な場と考えていることが分かります。(場面は複数回答)

ありのままの自分でいたい 女性

「ありのままの自分」でいられるのはどんな場面ですか?

「ありのままの自分」でいたい理由には、”無理せず“”自然体“といった言葉が多くみられました。


働く既婚女性は、「生活の為にお金を稼ぐ」ことで精一杯?

企業で働く「女性活用」「女性管理職」に関して

女性1000人にインターネット調査を実施しました。「女性活用」「女性管理職」に関して聞いたところ「興味がない」「私には関係ない」という回答が半数以上の552人でした。国や企業は、女性に「活躍の機会を与えたい」「登用したい」と考えている一方、働いている既婚女性自身は「妊娠・出産・育児」といった長期のライフプランがあり、働きたくても妊娠・出産で休職や子育てなどの理由から時間の制約があります。

また、(1000人中)働く既婚女性307人に働く目的を調査した所、44%が「生活費の為」38%が「お金を稼ぐため」という金銭的理由でした。特に、フルタイムではないパートタイムの既婚女性に多くみえました。一方、18%が「社会と関わりたかった」19%が「仕事にやりがいを感じている」と回答しました。「生活」「稼ぐ」という理由の後に「社会との関わり」「やりがい」という暮らしを優先していることがみえてきます。


現在、日本の多くの大企業では政府の掛け声のもと「女性活躍推進」に力を入れています。しかし、一度、育児の為に仕事を離れた女性は職場に復帰することには勇気がいるとの意見もあり、そんな女性の心情を理解し、女性自らが、「活躍したい」と思える環境や体制づくりが必要ではないかと考えます。


女性は、1日に4つの顔を使い分けている

OECDの有償無償労働時間調査のデータを、グラフにしてみると、男性の顔は職業人メインであるのに対して、女性は、1日に4つ、時には6つ以上の顔を使い分けていることが分かります。

OECDの有償無償労働時間調査のデータ

ドナルド・E・スーパー提唱のキャリアの考え方「キャリアレインボー*3」では、「職業人」に加えて、「親」「子」「妻(夫)」「家庭人」「市民」「学生」「趣味人」など、さまざまな役割はライフステージにより、そのウェイトを変えながら、でも常に自分の中に存在し続けます。

「職業人」として、「家庭人」「趣味人」としてのバランスをとる、よく言われるワークライフバランスですが、複数の顔を上手に使い分ける女性に対しては、ワークとライフ、二つに分けて考えたり、この二つの対立軸で語ったりすること自体がナンセンスなのかもしれません。


多様な働き方、多様な生き方の中から、自然体で自分に合ったものを選び続けるしなやかな生き方。たとえば、さまざまな具材が鍋で一緒に煮込まれて一体化したおいしさを醸し出すように、あしたの女性たちには、複数の役割を自然体で取り込み、それぞれの個性を磨いた伸びやかな生き方を目指してほしいと願います。もちろん、あしたの男性たちも、これからの生き方を考える曲がり角に来ています。


ハー・ストーリィ女性のあした研究所は、「あしたの働き方」を応援し、寄りそっていきます。


用語説明


*1 ジェンダー・ギャップ指数
各国の社会進出における男女格差を示す指標。世界経済フォーラム(WEF)が毎年公表しているもので、経済活動や政治への参画度、教育水準、出生率や健康寿命などから算出される。世界男女格差指数。GGGI(Global Gender Gap Index)。


*2 2011年日本の1日あたり有償無償労働時間
Gender Data Portal 2014 Time use across the worldより作成


*3 キャリアレインボー
米国の教育学者のドナルド・E・スーパーが1950年代に発表した理論。「キャリア=職業」とは考えず、キャリアを人生のある年齢や場面のさまざまな役割の組み合わせと定義する。キャリアを構成する6~9種類の役割の重なり合いを虹にたとえ、“キャリアレインボー”と呼ぶ。


参考資料


女性雑誌分析レポート


  • 2014年4月号 時には一人時間で「集中」して。「朝活」も40代は“ホテル”からスタート
  • 2014年5月号 仕事も大事だけど、やっぱり「女子力」
  • 2014年7月号 ママが働くと家計はラクになりますか?!思う63%、思わない14%
  • 2014年8月号 ハロワはだめでも 「シルバー人材センター」 なら50代でも働ける
  • 2014年9月号 疲れ果てた25歳、アドラー心理学で人間関係を断捨離!
  • 2014年10月号 40代残業のあとでも“秋の味覚”入りのスープを手づくり


調査概要


  • 「ありのままの自分」についての調査

   実施日:2014年10月31日~2014年11月5日(インターネット調査)

   回答者:東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、福岡県在住の女性500人


  • 女性のワークライフについての調査

   実施日:2014年12月5日~2014年2月3日(インターネット調査)

   回答者:全国の女性1,000人


リリース原稿

女性のあした研究所「あしたの働き方」の詳細は以下のリリース原稿をご覧ください。

リリース原稿


本件に関する問い合わせ


株式会社 ハー・ストーリィ
広報 岩淵 江里子


pr_hs@herstory.co.jp
TEL 03-5775-1581(平日10:00~18:00)
https://herstory.co.jp/

日野佳恵子
日野佳恵子

株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。

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