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女性の年代別ライフコースの変化

長寿化の最大の課題は介護・医療を要する高齢者が多すぎること


1950 年に日本人女性の平均寿命が60 歳を超えた。その後も伸び続け、
1980 年に女性78.76 歳となり、2011 年には女性85.90 歳で世界最高の長寿国のひとつとなった。

この数字の傾向から年々、平均寿命は延び続けているのがわかる。

しかし最大の問題は、「平均寿命」よりも「健康寿命」との兼ね合いにある。

「健康寿命」とは「介護を要しない自立した生活を送れる期間を示す指標」のこと。

日本の場合、健康寿命と亡くなるまでの期間差が長すぎる。

つまり、介護や医療を要する高齢者が多過ぎるという点が、最大の問題となっている。

1980 年代以降、製造業からサービス産業への移行による働き方の変化、女性労働力への需要の高まり、晩婚化や非婚化の進展といった社会経済環境の変化は、ライフコースの大きな変化をもたらした。

2000 年代に入り、若年層において非正規社員雇用に従事する人々、離職・転職する人々が増加するとともに非婚化が加速化し、ライフコースパターンの多様化が本格的に始まった。


平均的なライフサイクル


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日野佳恵子
日野佳恵子

株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。

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