
夫婦の家事・育児関連時間の格差は、約5.5倍(2016年比)
6 歳未満の子どもをもつ夫(男性)の家事・育児関連時間は、2016 年は、83 分。
内訳は、家事17 分、看護・介護1 分、育児49 分、買い物16 分であった。
一方、6 歳未満の子どもをもつ妻(女性)の家事・育児関連時間は、2016年は、454 分。
内訳は、家事 187分、看護・介護3 分、育児225 分、買い物36 分であった。
妻と夫の家事・育児関連時間の差は、約5.5 倍になる。
また、日本の夫(男性)の家事・育児時間は、他の先進国よりも低い水準にとどまり、妻(女性)は、他の先進国と比較すると家事・育児関連時間が長くなってる。
1996 年以降の夫(男性)の家事・育児関連時間は増加傾向にあるが、妻と比較すると、圧倒的に短いのが実情である。
今後、夫(男性)の家事・育児への関わりを高めていくことが、夫婦のワーク・ライフ・バランスの実現につながるのではないだろうか。
HERSTORY REVIEW 2018年6月号 今月の気になる記事・データ:家事・育児関連時間