
上場企業の女性役員数は、約1510 人
内閣府男女共同参画局によると、2017 年7 月時点で、上場企業役員(取締役、監査役、指名委員会等設置会社の代表取締役及び執行役)に占める女性の人数は、約1510人。
上場企業に占める女性役員の割合も徐々に高まりつつあるようだ。
しかし、日本における女性管理職の比率は13.0%(2016 年)と、国際的にみても依然として低い水準にとどまっている。
とりわけ経営の意思決定に関わるトップ層である女性役員数は、2012 年から2017 年の5 年間で、約2.4 倍に増え、着実に成果が上がってはいるものの、その割合は、依然として3.7%(2017 年7 月)に過ぎない。
内部登用だけでなく、社外取締役など外部登用の動きを進めることによって、その比率を引き上げることが課題になっている。
HERSTORY REVIEW 2018年7月号 今月の気になる記事・データ:女性管理職比率