
育児休業の取得率、女性は83.2%、男性は5.14%
2018 年5 月30 日に発表された厚生労働省「2017 年度雇用均等基本調査」によると、育児休業取得者の割合は、女性は83.2%(対前年度比1.4%上昇)、男性は5.14%(対前年度比1.98%上昇)であった。
男性の育児休業取得率を業種別で見ると、金融・保険業が15.76%と最も高く、次に情報通信業が12.78%、学術研究、専門・技術サービス業が7.48%となった。
対して女性の育児休業取得率の低い業種は、生活関連サービス業、娯楽業が73.1%で最も低く、次に製造業が75.1%、卸売業、小売業が77.6%となった。
働き方、育児休業の取得に対する企業の意識が高まってきたと言われているが、男女ともに業種によってばらつきが見られるのが現状だ。
HERSTORY REVIEW 2018年8月号 今月の気になる記事・データ:育休・産休