
2人以上の世帯1ヶ月あたりの交際用購入は、8,879円
二人以上の世帯1ヶ月あたりの交際用購入(※)は、8,879円
統計局の調査によると、二人以上の世帯で交際用に購入した商品やサービスの1か月あたりの交際用購入の推移は、1997年(平成9年)が12,259円と最も多く、その後は減少する傾向にある。
2016年では8,879円と、1997年に比べて3,380円、27.6% も減少している。これは、人口の少子高齢化により贈り先となる子や孫、親類縁者の数が少なくなってきていることが一因と考えられるようだ。
次に、交際用購入全体に占める費目別の割合を見ると、教養娯楽、食料は上昇する傾向にある。
教養娯楽の内訳を見ると、宿泊代やパック旅行費の割合が上昇している。
これは、核家族化が進んだことで、同居していない子や親と旅行した際の費用を支払う世帯が多くなっているためではないかとみられている。
交際費は金額だけでなく、その中身も大きく変化しているようだ。
※「交際費」のうち、お祝い金など現金で世帯外の人に渡す支出を除いたもの。
HERSTORY REVIEW 2018年9月号 今月の気になる記事・データ:ギフト消費