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旅行気分を味わえる『アンテナショップ』に通う女性たちの消費ニーズに注目!


新型コロナウイルスの影響で、なかなか旅行に行けない日々が続いている。そんななか、都内にいても地元の味や観光地の味を楽しんだり、行った当時の思い出話をすることで旅行気分を味わえるというアンテナショップに注目が集まっている。

目次[非表示]

  1. 1. コロナ禍における経済復興について教えて下さい
    1. 1.1.Q.地方自治体のアンテナショップにいったことはありますか。
    2. 1.2.Q. 「はい」と回答した方に質問です。どちらのアンテナショップですか。自治体名とお店の場所、利用した目的・理由をおしえてください。
    3. 1.3.Q. 「はい」と回答した方に質問です。そのお店で買ったものはなんですか。商品と購入する理由を教えてください。
    4. 1.4.Q.コロナ生活になってから地方の商品を応援する、積極的に購入するようになりましたか。
    5. 1.5.Q. 「はい」と回答した方に質問です。具体的にはどこのどのような商品を購入されていますか。
  2. 2.まとめ
  3. 3.調査概要

 コロナ禍における経済復興について教えて下さい

Q.地方自治体のアンテナショップにいったことはありますか。


「地方自治体のアンテナショップにいったことがありますか」という問いに対して、71.3%の人が「いいえ」と回答しているが、一方で28.7%の人が「はい」と回答しており、一定層においてアンテナショップを積極的に利用している女性消費者の姿がある。

旅行好きや帰省できなかった人が観光地や地元への応援の気持ちや地方の味を求めてアンテナショップに訪れ、懐かしい味を思い出したり、旅行気分を味わえることから以前よりも注目を集めている。


    Q. 「はい」と回答した方に質問です。どちらのアンテナショップですか。自治体名とお店の場所、利用した目的・理由をおしえてください。

    ■自治体名

    ■お店の場所

    自治体は北海道や沖縄など観光地が多く、お店の場所は銀座や有楽町など都内がほとんどである。理由として外出が制約されている中で地方へのお出かけ需要が高まりを見せ、都内でも自宅にいたまま地元の味や観光地の味を楽しんだり、行った当時の思い出話をすることで旅行気分を味わえるという所に注目が集まっているということが考えられる。

    ■利用した目的・理由

    利用した目的として、回答詳細には「沖縄が好きだから」、「長野県産のおやきを買いに行ったから」など、ふらっと寄るというよりも特定の地域の食品を求め、アンテナショップに行くようだ。特定の地域の商品を買うことで地域への応援の気持ちや家の中で食べることでなかなか外に出れない中での一つの楽しみとして利用されているのではないだろうか。

    ■ 回答一部抜粋

    • 新潟出身で新潟の食べ物がすきだから(30代・アルバイト・パート)
    • ご当地の美味しい食品が豊富。店頭で販売されている「ずんだソフト」が珍しい(30代・専業主婦)
    • 東京にないものが入手できるから(40代・専業主婦)
    • 地方から地産地消で元気にしたかった(60代・専業主婦)
    • 北海道のソフトクリームを食べるため(30代・正社員)
    • 地元野菜や各地の特産品などあるので色々と楽しめるから(30代・正社員)


    Q. 「はい」と回答した方に質問です。そのお店で買ったものはなんですか。商品と購入する理由を教えてください。

    ■商品名

    ■ 回答一部抜粋

    • 夕張メロンソフト、北海道ラーメン、ROYCEのチョコチップ
    • 萩の月
    • 桃太郎のきびだんご
    • 雪塩ちんすこう、サーターアンダギー、海ぶどう
    • 柿の葉寿司
    • 車麩、笹団子


    ■購入理由

    ■ 回答一部抜粋

    • スーパーではなかなか売ってないので
    • 現地に行かず現地の味を楽しめるため
    • ご当地モノが欲しかったから
    • 夜、家族で旅気分に浸るため
    • デパートなど他では見かけないものだから、ちょっとした手土産のギフトにしたかった

    購入理由には「美味しい」や「すきだから」、回答詳細には特定の商品を求める声があるため、既に知っている商品を求めてアンテナショップ訪れていることが読み取れる。
    遠出が気軽にできない時期だからこそ旅行したときや地方・地元の味を思い出し、家の中で一つの話題や娯楽として、受け入れられていると考えられる。


    Q.コロナ生活になってから地方の商品を応援する、積極的に購入するようになりましたか。

    「コロナ生活になってから地方の商品を応援する、積極的に購入するようになったか」という問いに対して、20%の人が「はい」と答えている。
    特に70代は33.3%と最も高く、50代は17.2%と最も低いものの年代ごとによる強い認識の違いは見られなかった。だが、以前よりも20%増えているという点では都市よりも地方に注目が集まっているため、自治体などの施策を出すには今がいいタイミングだと考えられる。


    Q. 「はい」と回答した方に質問です。具体的にはどこのどのような商品を購入されていますか。

    ■地域

    ■商品

    回答詳細を見てみると地域自体の偏りは特になく、全国各地求められている。
    しかし、中には「災害のあった地域」「地元」といった場所に着目している声もあった。コロナにより、以前よりも地域に焦点が当てられている今、地元への注目度、関心を上げるにはいい流れであると考えられる。
    商品は「野菜」「果物」が多く、中には「産直センターの野菜ボックス(定期便)」を利用している人もいた。安定的な収入を得たい農家と常に新鮮な野菜が欲しい家庭が直接つながり、誰が作っているのか認識できるため、安いだけでなく安心感も与えることができている。


    まとめ


    アンテナショップで見られる女性たちの消費から読み取れる社会背景として、コロナ禍でも地方の店舗や商品を応援したいという消費インサイトが見える。今後もコロナは長期化することが伺えることから、このような「応援消費」は今後も増えていくだろう。


      調査概要

      【調査期間】 2020年9月4日~2020年9月8日

      【調査方法】 インターネット調査

      【調査対象】全国男女265人

      【お問い合わせ】https://herstory.co.jp/contact

      日野佳恵子
      日野佳恵子

      株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。

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