■人口減が続く中でも、SNSの利用者数は増加
テレビや新聞、ラジオなどの広告媒体に加え、Web、 SNSなど消費者の購買行動に影響を与えるメディアが多様化しています。ICT総研「2022年度SNS利用動向に関する調査」によると、日本のSNS利用者は8,270万人(普及率82%)、2024年末には8,388万人へ拡大すると予想されています。日本の総人口は減少を続けていますが、高齢者のスマートフォン普及も進んでいることから、全世代においてSNS の利用者数は増加傾向。利用時間についても、1年前と比べると、TikTok 利用者の 43.6%、YouTube 利用者の 42.6%、Instagram利用者の42.6%が「利用時間が増加した」と回答しています。多くの人が長時間利用するからこそ、SNSは情報発信に力を発揮するメディアとして注目されているのです。
■人口減が続く中でも、SNSの利用者数は増加
日本ではLINE、Instagram、Facebook、Twitter、YouTube、TikTokの6大SNSが、コミュニケーションや情報収集のためのツールとして利用されています。中でもInstagramの利用率は国内で48.5%と、LINEに次いで2番目に多く、商品の発見や購入を促すプラットフォームとして広告配信にも多く利用されています。株式会社ホットリンクが、週1回以上Instagramを利用する利用者1,000名を対象に行なった調査によると、61%の利用者が「Instagramで知った商品を保存した経験がある」、約46%が「Instagramの投稿を見たことがきっかけで商品を購入した経験がある」と答えています。また、株式会社ガイアックスが推算した2022年のInstagram年齢別ユーザー数を見ると、どの世代も女性ユーザーの方が多いと分かります。このことから、女性消費者への訴求媒体としてInstagramは重要といえます。
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