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中古は「売る買う」共に約8割! 売買玄人の姿が浮き彫りに 二次流通サービス利用経験あり約8割


■二次流通とは?


1度市場で消費者に販売された新品の商品が、再び販売されることを「二次流通」と呼びます。古くからある二次流通サービスは古着屋や古本屋、リサイクルショップですが、近年はフリマアプリによるCt oC市場が活発化しています。また、二次流通は中古品販売だけでなく、新品商品が未使用のまま販売されるケースもあります。

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■二次流通購入者の半数が化粧品購入経験あり


フリマアプリやオークションサイトを利用したことがあるか調査したところ、5割強が購入経験ありと回答。その購入経験者のうち、5割強が化粧品の購入経験があると回答しています。購入理由としては、安さの他に「化粧品を試したい」といった声が聞かれました。二次流通で化粧品を試すことが、一時流通での購入のきっかけになっているのではないでしょうか。

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■拡大する二次流通市場


2020年の国内の消費財における販売額を示したリユース市場規模は2兆4,169億円でした。2009年の1兆1, 274億円から成長を続けています。今後も市場規模が増加していくことが予測されており、2025年には3兆5,000億円に達すると予測されています。特に2012年頃に登場したフリマアプリの利用者は増加を続けています。当初は10~30代の女性が市場をけん引していたが、2019年頃からは男性やシニア世代のユーザーも増えています。また、海外では「パタゴニア」「リーバイス」といったメジャーブランドや「グッチ」「バーバリー」といったラグジュアリーブランドがリユース事業に参入しています。日本でも今後はブランド公式の二次流通市場拡大が期待されます。

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リサイクル通信「リユース業界の市場規模推計2022(2021年版)」


 

■女性インサイト調査データ掲載元

HERSTORY REVIEW 2023年3月号 Vol.68→詳しくはこちら

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