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性暴力被害などに合った経験あり約4割、10代のストーカー被害約2割と回答。「#femshipの日」に実施した全国女性への調査結果をHERSTORYが公開

株式会社HERSTORY(本社:東京都港区、 代表取締役:⽇野佳恵子)は、一般財団法人日本女性財団が主催する「あなたが誰かの船になる日 8月20日 #femshipの日」にちなんで2022年8月10日〜2022年8月16日に「あなたが救われた言葉」および「性暴力被害」についての実態調査を実施しました。昨今子どもの性暴力被害ニュースが後を絶たない状況を踏まえまして少しでも多くの方に実態を知ってもらうべく昨年に実施した実態調査の結果をこの度公開することといたしました。


#femship ロゴマーク

性暴力被害などに合った経験あり全体の約40%、10代のストーカー被害は約20%


Q.今までに「性暴力被害などに合った経験」がありますか?

Q.今までに「性暴力被害などに合った経験」がありますか?

性被害はどの年代も「いいえ」「経験がない」などの回答が過半数を超えましたが、「はい」「ストーカー被害」、「同意のない性行為」などの回答も約40%の結果となりました。世代別に見てみると、10代では「いいえ」が約80%と穏やかに見えますが「ストーカー被害」が約20%と他の年代に比べて高い割合となっています。20代では経験があると回答した人が約30%。環境変化の多い20代は様々要因からか「同意のない性行為」経験をした回答者が約2%という結果になりました。30代では経験と回答した人が約40%にも達し、40代では一気に「いいえ」の割合が減ってしまい代わりに経験がある「はい」の回答が40%を超えており、これは他の年代に比べてはるかに高い割合といえます。50代では40代とは逆に、一気に「はい」の割合が減り代わりに「いいえ」の割合が60%を超えるなど、高い割合を示します。50代になるとさまざまな要因が少し軽減されるからなのかもしれません。



約20%の人がDV被害を経験

Q.今までに「DV被害」にあった経験がありますか?
Q.今までに「DV被害」にあった経験がありますか?


全体的にみると、「はい」または「実母が実父から受けていた」が20%という結果になりました。どの年代も「いいえ」の回答が70~80%という結果にはなっていますが「はい」の回答が一定数いるのは見過ごせません。30代になると「はい」の割合が少し増えていますが、これは結婚して間もなかったり結婚して数年経っていたりするため、見えなかったイヤなところや本性が見られるようになったのかもしれません。40代になるとさらに「はい」の割合が約25%に増加し、「いいえ」の割合が各年代別ワースト1位になってしまっています。50代になると「いいえ」が約80%まで回復しますが自身ではなく「実母が実父から受けていた」が約20%となり自身ではなく家庭内で行われていたことが窺えます。60代になると「はい」が約20%、70代になるとさらに「はい」の割合が25%にまで増えてしまっています。60代、70代になると、若者の介護疲れや夫婦間での介護疲れなどから、つい手をあげてしまうことがあるのかもしれないと考えられます。


<言葉は人を救う>家族、友人、同僚、身近な人からのささいな一言で救われた声多数!言葉を大切にしよう

あなたが「どんなときに」救われた「言葉」教えてください。

全国の女性が様々なシーンで「救われた言葉」を届けてくれました。家族、友人、同僚、身近な人からのささいな一言で救われた声が多数届きました。生きていれば色々なことが起こります。誰しもが思い当たることがあるのではないでしょうか。言葉を大切に、人生100年時代、周りの人と支え合って乗り越えていきましょう。

<※一部を抜粋>


20代

茨城県

「泣いてもいいんだよ」どうしようもなく辛くてしんどい時も自分の中で解決しようとして我慢しまう性格の私に母がかけてくれてこの言葉が忘れられないです。

30代

兵庫県

母親からのもう頑張ってるから、これ以上頑張ってなんて言われへんわ。無理したらアカンよと言ってくれました。

40代

大阪府

子育てで疲れて果ててた時に知らないお婆様が子供に向かって「日本の宝やね」と言って下さいました。

20代

愛知県

受験当日、母から手紙で、今まで頑張ってきたの知ってるから自分を信じてがんばってね。という言葉に救われました。

30代

岐阜県

産後すぐ育児に悩みこの先親としてやっていけるか心配だったとき、里帰り先の実母から「私に出来たんだから、あなたができないわけないじゃない」と言われたこと。言葉自体は具体的な解決策とかではなかったけど、実母から言われたこの一言に救われとっても力になりました。

40代

福岡県

色んな場面でありますが、「あなたは間違ってない」これが1番私は救われました

30代

兵庫県

私は鬱病です。 「別に普通じゃなくていいんだよ」って言ってくれた。 普通にこだわらなくていいんだと安心した一言でした。

40代

福井県

一度に辛いことが重なった時、友人がそっとつぶやきました。「人生に無駄はないからね」と。それから、結構前向きに物事を捉えられるようになりました。

60代

大阪府

鬱病で辛かった時、主人に言われた一言。 もう、頑張らなくていいんだよ。

40代

北海道

体を壊したときに、これまで頑張りすぎたからゆっくり休んでってことだよって言われたこと


8月20日 #femshipの日 あなたが救われた言葉 調査概要

一般財団法人日本女性財団が主催する「# femshipの日」にちなんで「言葉」を募集

調査期間:2022年8月10日〜2023年8月16日 調査方法:インターネット調査 調査対象:15歳以上の全国女性275人 調査会社:株式会社ハー・ストーリィ


■日本女性財団について 

女性の生涯のWell-beingの実現に向けて、医療・福祉・政治・経済が連携し、国政に声を届ける団体。困窮する女性たちを医療支援するfemship doctorsが活動している。


■#femshipの日について

Femshipは、一般財団法人 日本女性財団のもとで女性をサポートするプラットフォーム。女性ならではの悩みや心身の健康に寄り添い、様々な情報を提供し繋がりを応援している。8月20日は#femshipの日としている。




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