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防災意識に潜む男女の決定的な違い!男性は“モノ”に備え、女性は“キモチ”に備える―

女性ペルソナ 女性インサイト

 女性インサイト総研を有する株式会社ハー・ストーリィ(本社:東京都港区、代表取締役:日野佳恵子)は、防災に関する最新調査を発表しました。本調査の結果、男女では防災への備え方に決定的な違いがあることが明らかになりました。


◆調査概要

「防災に関するアンケート」

調査期間:2025年1月18日(土)~1月22日(水)

調査対象:15歳以上の男女1,353人

調査方法:インターネット調査

調査会社:株式会社ハー・ストーリィ


 

◆男性は「機能」、女性は「安心感」を求める

Q1. あなたがご自宅で、防災グッズとして備えているものを教えてください。

出典:HERSTORY REVIEW3月号
出典:HERSTORY REVIEW3月号

男女ともに防災グッズの個数に大きな差はなかったものの、選ぶアイテムには顕著な違いが見られました。


男性は「非常用電源」「ラジオ」「工具セット」など、実用的・作業重視のアイテムを優先。

女性は「簡易トイレ」「調理器具」「快適に過ごせる日用品」など、日常に近い環境を維持するアイテムを重視。



◆防災グッズの選び方にも男女差あり!

Q2.非常食や防災グッズを用意するとき、どのようなことを意識していますか?

出展:HERSTORY REVIEW3月号
出展:HERSTORY REVIEW3月号

●男性:「持ち運びやすい」「最新技術を搭載」「機能性・耐久性が高い」

●女性:「長期保存が可能」「日常生活でも使える」「家族構成に合っている」

つまり、男性は“モノの機能性”を、女性は“気持ちの安心”を基準に防災準備を行っているのです。



◆“フェーズフリー”の考え方、女性の意識に密かに根付く

Q3.フェーズフリー※についてどのくらいご存知ですか?

※フェーズフリー…普段の生活で便利に活用でき、災害時にも役立つ商品・サービス・アイデアのことを指す。

出展:HERSTORY REVIEW3月号
出展:HERSTORY REVIEW3月号

「フェーズフリー」という言葉自体の認知度は男性の方がやや高いです。しかし、Q2を見ると「日常の生活でも使える防災グッズ」と回答した割合は女性が多いことから、女性の方が日常生活と防災を両立させた備えを行っていることが判明しました。



◆女性クラスターのリアルな声から見えた「キモチに寄り添う防災」

ライフスタイルの異なる女性たちの備えを調査したところ、彼女たちは防災グッズに“キモチ”の要素を取り入れていました。


出展:HERSTORY REVIEW3月号

左)60代既婚女性(セカンドライフ層):災害時のストレスを和らげるために甘いもの(飴)を準備。

右)第一子が7~15歳の子を持つ母親(児童・思春期ママ層):コンパクトで生活スペースを圧迫しない100円ショップの防災グッズを購入。


◆防災市場の新たなチャンス:女性視点の“フェーズフリー”戦略

本調査の結果から、

●女性は“気持ちの安心”を重視しながら防災対策を行っている

●「フェーズフリー」の概念が女性の防災意識と高い親和性を持つ

●しかし、まだ女性市場には十分に浸透していない

このことから、女性向けの防災・フェーズフリー市場には今後のビジネスチャンスが大きく広がっていると考えられます。


 

◆詳細記事は法人クラブinherstory会報誌『HERSTORY REVIEW3月号』でご覧いただけます。


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