
女性インサイト総研を有する株式会社ハー・ストーリィ(本社:東京都港区、代表取締役:日野佳恵子)は、「時間とお金の使い方」に関する最新調査を実施しました。この調査から、 男女の意識と行動の違いが顕著になり、「女性の不満」の中に新たなビジネスチャンスが存在することが見えてきました。
◆調査概要
「時間とお金の使い方に関するアンケート」
調査期間:2025年 1月29日(水)〜2月6日(木)
調査対象:15歳以上の男女775人(男性68人・女性707人)
調査方法:インターネット調査
調査会社:株式会社ハー・ストーリィ
◆調査から見えた男女の決定的な違い——「満足する男性」「不満を抱える女性」
Q. 現在の1日の時間の使い方に満足していますか?

男性の72%が「今の時間の使い方に満足」と回答しました。
女性の過半数が「不満」または「もっと時間が欲しい」と回答しました。
女性の「家事・育児・義務的な時間」は男性の約2倍に上り、その分「本当はもっと◯◯したい」という抑え込まれた本音が浮かび上がりました。
Q. 1日の時間のうち、もっと増やしたいと思っている時間は何ですか?上位3つまで教えてください。

「交際・付き合い」を除くすべての項目で、女性の回答率が男性を上回りました。
自己投資や趣味の時間を増やしたいニーズが女性で高く、「時間不足」が女性のリアルな悩みであることが浮き彫りになりました。
◆お金の使い方も対照的——男性は「自分中心」、女性は「家族優先」
Q.(子どもを持つ方のみ回答)誰のことに(何に)お金を使うことが「増え」ましたか?

男性は「子ども」「夫婦」「自分」「パートナー」など幅広くバランス良く支出
女性は約7割が「子どものため」と回答
女性は圧倒的に子ども、次いで家族のためにお金を使う傾向に。子どもを持つ女性は、自分のためより子どものためなら積極的にお金を使うことが浮き彫りになりました。
◆女性の「不満」の裏に市場価値——“もっと◯◯したい”を叶える提案
本調査の結果から、女性は「時間が足りない」「もっと自分に使いたい」と思いながら、それを我慢していることが明らかになりました。この「我慢」を解決できる商品やサービスが女性の消費に繋がる重要なインサイトになると考えます。
義務時間を減らし、自由時間を生み出す商品・サービス
自分のために使いたくなる提案設
子ども・家族を通じた間接的な自分への満足を叶えるアプローチ
◆調査からのビジネス提言
女性の「不満」「もっとこうしたい」を見逃さないマーケティング設計を
男性視点の「満足」訴求だけでは女性消費を取りこぼす可能性
「時間のゆとり」「自分への投資」を後押しする商品・サービス開発を
こうした切り口が、今後の市場開拓のカギになります。株式会社ハー・ストーリィでは、こうした女性インサイトを捉えたマーケティング戦略・商品開発支援を行っています。本調査の詳細データや、女性市場戦略に関するご相談も承ります。
◆詳細記事は法人クラブinherstory会報誌『HERSTORY REVIEW4月号』でご覧いただけます。
法人クラブ「inherstory」は、女性インサイト研究に特化したサービス。年会費税込54,000円~で様々な特典が受けられます。
女性インサイトレポート「HERSTORY REVIEW」最新号~バックナンバーの閲覧・ダウンロード
女性調査結果レポート最新号~バックナンバーの閲覧・ダウンロード
セミナー・イベントへ会員特別価格で参加
Opmerkingen