12企業48名が参加するWELL WOMANプロジェクト2021が8月25日(水)スタートしました。
初回は皆さん緊張した面持ちでしたが、後半のブレインストーミングでは活発な意見交換が行われていました。さっそく、第1回目の内容をご紹介します。
|義からフェムテック理解を深める
前半は、本プロジェクトの主催企業 ハー・ストーリィ代表日野 佳恵子より「フェムマーケット現状と可能性」について、社会背景やマーケットの現状と女性のライフコースについて講義をおこないました。
なぜ、いまフェムマーケットに注目すべきなのか、フェムテックをブームで終わらせないためにゴールをWell-Being(※)にするべき理由をお話ししました。
※Well-Beingとは…世界保健機関(WHO)憲章に「病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にある(日本WHO協会仮訳)」とされています。
|Well-Beingをテーマにブレインストーミング
後半は伴走講師、大阪市立大学都市経済研究科教授 永田 潤子氏よりレクチャーを受け、
私にとってのWell-Beingとはなにか
Well-Beingについて知りたいこと、調べたい、考えたいこと
の2つの問いについてブレストを「健康経営」コース、「商品企画」コースの2コース別のチームに分かれ、ZOOMのブレイクアウトルーム機能を活用し行いました。
ブレイクアウトルームでブレインストーミングした内容は最後にグループ代表者から全体に発表を行い、それぞれの問いに対する答え、考えなどのシェアを行いました。
|次回に向けて
第1回目終了後からグループ毎でChatworkを活用したコミュニケーションが活発に行われております。
【参加者からの声一部ご紹介】
さまざまな業種の方との意見交換をするなかで、自分にはない発想に触れられたことが良かった。
女性のWell-beingを考える際の視座について、気づきを得ることができました。女性の周囲の人間も巻き込んで広く見ることで本質的な価値に繋がりやすくなることを理解することができました。
Well-beingの表層ではなく、意義の深いところまで掘り下げてから考えることの重要性を感じました。
広く本質を捉えて解決策を考えていく必要があると感じました。
次回は、産婦人科医 Naoko女性クリニック 髙宮城 直子氏より「女性の生涯を通じた総合的な健康に関する知識」について話を聞き、女性の健康と組織運営の課題の整理や女性の健康とビジネスの可能性を探るためのディスカッションに入ってまいります。
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