【第3回:健康経営コース】事例から学ぶ成功と失敗話からグループ討議・プラン策定
- 女性トレンド総研
- 2021年10月20日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年9月27日

|企業が健康経営に取り組むことで得られる効果と日本女性の健康課題
健康経営コース、第3回目の講座では2名のゲスト講師に登壇していただきました。ゲスト講師にお話を伺う前に永田先生より、「健康経営を考える視点」について講義をしていただきました。
会社が求める健康経営により効果、社員が感じる健康経営に効果について、解説をしていただき、このあとのゲスト講師の話を聞くうえで意識する点を伺いました。
|企業が健康経営に取り組むことで得られる効果を学ぶ

ゲスト講師のお一人目は日本医療政策機構 マネージャー 今村優子氏に「働く女性の健康と数値でみるパフォーマンス向上のために」をテーマに「1,日本医療政策機構・女性の健康プロジェクトについて」「2,働く女性の健康増進調査2018」「3,従業員のヘルスリテラシー向上のために企業が取り組むべき提言」の3つの内容をお話いただきました。
これまでの実績や調査データの数値から解説をしていただき、企業が健康経営に取り組み、得られる効果と最後に提言をいただきました。
|日本女性が抱える健康課題について考える

お二人目は一般社団法人ラブテリ 代表理事 細川モモ氏に「データで考える働く女性のパフォーマンス向上の鍵」について、2014年から行っている「まるのうち保健室」の取組みから、日本女性が抱える健康課題についてお話をいだきました。
女性たちを追跡調査し、日本の働く女性は他の先進国と比較しても「瘦せ」「栄養不足」「運動」「睡眠」が問題になっていることを伺いました。
企業において健康には男女の性差があることを理解や栄養など食事の支援などヘルスプロモーションが重要であることを提言いただきました。
|講義を受けてグループディスカッションを実施
後半は「社会的認知理論の3要素」、「個人的要因」「環境的要因」「行動要因」について永田先生より講義を受けて、ディスカッションに入りました。
次回は健康経営や女性活躍等に取組みをしている企業2社をゲスト講師を招き、学びを深めて参ります。
【参加者からの声一部ご紹介】
日本の働く女性の痩せ率が発展途上国などよりも高いことに驚きました。若い頃から痩せることばかりに気を取られ、栄養の知識がしっかりと身についていないのかなと感じました。
女性と情報を結びつける橋渡し役として、企業が出来ることは大きいと思いました。
多くの女性たちが女性の健康に関することについてもっと学びたい、情報を得たいと思っている現状がわかりました。わたしもその一人です。しかし意識変容から行動変容に働きかけることが一番難しいというお言葉を聞き、企業としての課題がそこにあるという気づきを得ました。
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