|「女性のウェルビーイングと女性特有の健康」
6/1(水)に「女性のウェルビーイングと女性特有の健康」をテーマに、女性ライフクリニック院長 対馬ルリ子氏をお招きしてウェルビーイング特別講義を実施しました。
女性の生涯にわたる健康課題を知り、個人だけでなく組織、事業に活かしていくためのお話をいただきました。
※ウェルビーイング特別講義は、WELL WOMAN第2期プロジェクトで行っている講義に関連した内容を、1回完結の講義形式で行う一般参加可能なセミナーです。
|人生100年時代を生き抜くためのヘルスリテラシー
まずは、講師の対馬ルリ子氏より、女性の健康に関する講義をしていただきました。
WHO(世界保健機関)の提唱する健康の概念「健康とは、病気がないことだけを指すのではない、心や体、また日々の生活や人間関係など社会的な存在として良好な状態のことを指す」ということを挙げ、現代の人生100年時代を生き抜くための健康について学びました。
また現代の日本女性は、ライフステージによって妊娠・出産以外のさまざまな健康課題を抱えているということもわかりました。
人生が長くなり、更年期を軸に女性ホルモンが分泌されている時期(思春期・成熟期)とそうでない時期(老年期)の健康課題や疾患構造も変わってきている、そのため人生100年を見据えたヘルスリテラシーの意識が大切ということを学びました。
|女性の健康課題やキャリアなどウェルビーイングに関する活発な質疑応答
講義のあとは、質疑応答を行いました。対馬先生の講義内容をもとに、女性への健康サポートや更年期の症状に関する質問、また女性のキャリアと健康に関する質問などさまざまな角度から質問が寄せられ、対馬先生のご経験や事例をもとにご回答いただきました。
活発な質疑応答から受講者の健康に関する興味関心の高さがうかがえ、ヘルスリテラシー向上につながる有意義な時間となりました。
次回は、WELL WOMANプロジェクト第2回の活動報告をご紹介します!
【参加者からの声一部ご紹介】
女性ホルモンの影響について理解しているようでしていなかったので、勉強になりました。知っているのと知らないのとでは、大きな差があることも実感しました。
女性特有の不調を男性も理解し、働きやすい環境づくりを社会全体で目指すべきだと思いました。男性社員に対する教育や理解を深める場を設けることも積極的にしていくべきだと思います。
講義の内容を早速、家族に共有させていただきました。男性の身の上では知ること機会のない情報が少ない情報だったため正しい知識を得る機会を得ることができ大変良かったと感じています。
女性であっても、ピルに関しての間違った認識を持ったまま苦しい時期を我慢してきたので、今後は若い女子社員のためにも、常に新しい知識を取り入れていくことの大切さも感じました。
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