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  • 日本のマーケティングにおける女性視点と消費の未来

    市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解 vol.2 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第2回目は、未来を見据える女性視点がどのように消費していくのかマーケティングの観点からお話しします。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 日本は、先進国の中でも極端に、政治、経済の責任あるポストに女性の参画が少ないです。それは、ビジネスでのマーケティング視点にも、女性視点という存在が見落とされてきたということは間違いありません。 女性視点マーケティングとは、従来とは別の、もうひとつのマーケティングです。 マーケットに大きな影響をもたらす10年先を見ている女性消費者 女性消費者は、マーケットに大きな影響をもたらす消費リーダーであることを考えれば、女性視点マーケティングを今からでも急ぎ実践することは、ワークマンのように、見えなかった世界が広がっている可能性に満ちていることに気がつきます。 それが、女性視点マーケティングの醍醐味です。 それは、女性たちが10年先を見て生きていることです。 しかし、面白いことに当の女性たちにはその自覚はありません。女性同士の共感は、同じ女性同士の中で通じ合うので、特別なことと気づきません。 私は、2009年に『「ワタシが主役」が消費を動かす――お客様の“成功”をイメージできますか?』(ダイヤモンド社)という本を出版した。当時、たくさんの女性消費者にアンケートとインタビューを行ない、大阪市立大学の永田潤子教授に分析をお願いし、女性たちが見ている社会について発表しました。 あれから約10年。今、世の中で起きていること、人々に求められている社会的責任は、当時の女性たちが語っていたことそのものです。当時はあまりCSR(企業の社会的責任)とか、サステナブル(持続可能なありさま)とか、ましてやSDGs(持続可能な開発目標)などの単語は知りませんでした。 女性はどのように10年先を見ているのか 女性たちは、なぜ10年先が見えるのでしょうか。正しくは「感じる」のでしょうか。 その理由は、女性の心身が種を保存し、次世代につなごうとするためです。 言葉や形ではなく、心身が捉えているのです。近年、絶滅危惧種を取り上げた図鑑や本が増えているが、人間もリストアップされるべき方向に向かっているのではないでしょうか。だから社会課題解決の運動が年々大きくなっているのです。 今、社会起業家の女性は多く、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんは、15歳の時に活動をはじめたといいます。 日本も含めて世界各国で10代、20代の女性たちが声をあげています。それは10年後の自分たちが大人になった時の暮らしを考えているからです。いきなりマーケティングから生物学的な話になりますが、女性には10歳前後で初潮を迎え、月の満ち欠けのごとく次世代とつながろうとする力が備わっています。 女性は将来を見据えた消費行動をとる傾向がある 米国ゴールドマン・サックスが2014年に発表した「Giving Credit Where It Is Due」からわかったことがあります。女性の支出の優先順位は、男性のそれとは異なり、女性は家族の幸せを向上させる商品やサービスを購入する可能性が特に多く、教育やヘルスケア、栄養などの分野に消費します。これは男性の倍の数字であり、労働生産そのもの以上に、いわば「将来の人材への投資」として、その社会にもたらす影響は絶大なはずです。 また、ハーバード・ビジネス・レビューの「The Female Economy」によると、「女性は男性に比べ、より社会的責任性の強い企業の商品やサービスを購入する傾向にある」と報告しています。弊社が日々行なっている女性へのヒアリングでは、既婚未婚、子どものありなしにかかわらず、女性たちは、「未来の」「子どもたちの」といった言葉をよく発します。女性に向き合えば、10年先に起こり得る課題を口にします。女性視点マーケティングは、まだ未知の領域です。 賢く知性ある読者の方々と、このマーケティングを新たな分野へと昇華させたいと考えています。 「持続可能な」という大きなテーマでなくていい、子どもたちが笑顔で暮らす日本、地球に向けて歩き出しませんか? それが今、もっとも求められているマーケティングであり、ブランディングです。 次回は、 女性視点とはどのようなものかさらに掘り下げ、また刻々と変化する消費様式についてもお話しします。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。

  • 日本の女性生活者のすべてがココに。「2024年版女性ペルソナ年鑑」を発売しました

    ■時間とコストをかける大規模調査は不要!​ 年鑑を開けばすぐ自社ペルソナがみつけられます 15歳~89歳までの購買力を持つ女性5,515万人を、ライフコースに基づいて10のクラスターと29のペルソナに分類し可視化済み。 ​ ​​大規模調査なく、自社ペルソナ像を見つけることができ、即ビジネスに活かせます。 ■創業1990年 女性視点マーケティング実績NO.1! 信頼性高く最新のデータをもとに作成 ・国勢調査データを使用した調査・分析 ・2万人の女性モニター会員と連携し、女性たちの生声を聞き続けています ・調査、研究実績は3000件以上 ・女性消費者のマンスリー調査レポートを発行し、ペルソナの実像を更新しています ■ 女性ペルソナ年鑑はこんな方におすすめ →市場を拡大して売り上げを上げたい →自社の既存商品を女性向けに展開したい →女性ターゲット新商品や新サービスを開発したい →自社の商品が売れる、新しい市場を見つけたい →女性に向けた販促や宣伝を成功させたい

  • マーケティングのアプローチに有効な女性消費者の行動

    市場の8割を左右する女性視点マーケティング詳解 vol.1 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第1回目は、今までの記事からリニューアルし、さらに「女性視点マーケティング」が今後のビジネスにいかに重要であるかを実際の具体例を交えながら解説していきます。 HERSTORYは、女性視点マーケティングを専門に事業を展開しています。この連載記事では、「女性視点マーケティング」の重要性に焦点を当て、具体的な事例を交えてわかりやすく解説していきます。 皆様のビジネスに新たな視点やアイデアを提供し、今後の展開に役立てていただける内容となっています。ぜひ、ご活用ください。 マーケティングとは、「常に顧客視点で物事を考えること」です。マーケティングでは、常に顧客起点で物事を考えろと学びます。顧客の立場に立て、ニーズをつかめ、インサイトを掘り下げろなど、さまざまな場面で語られ、そのための手法が取られています。 では、その顧客の主役は誰でしょうか。 女性はあらゆる消費場面で影響を持つ 消費のあらゆる場面に影響力を持つのは女性です。 そのことを知っているマーケターは多いですが、しかしながら、消費リーダーは女性だとわかっていながら、女性の本質の消費行動は研究していません。 「いろいろな調査をするけれど、いまいち満足できない」「いつも同じ結論になる」「アンケートやインタビューをしてもあまり使えない」とマーケターは言います。 もちろん、「うちは男性客が多い」「お客を男女では見ていない」「男女半々のお客だから」と言われることもあります。これらのどの言葉も、とてももったいないのです。何かが足りておらず、スタート地点です。 目の前の顧客を1カウントとし、「男性は男性のモノを買う」「女性は女性のモノを買う」と考えて、目に見える答えを解決しようとしています。 男性の多くは、「自分のモノを買うことを買物」とみます。これが女性視点マーケティングに不具合を起こすのです。女性の多くは、自分のモノを買う時に、「誰かのモノを忘れていないかな」ともうひとつの脳で「考えながら」買物をします。 女性視点で急成長をしているワークマン この数年で急成長し、今、大注目を集めているのが作業着のワークマンです。その成長を後押ししているのは、作業着を着る男性ではなく女性消費者です。女性消費者の増加に伴い、大型ショッピングモールなどに、「ワークマンプラス」という男女が気軽に立ち寄れる店を次々と出店。2020年10月には「#ワークマン女子」という女性モノを増やした初のショップを横浜にオープン。店舗は、整理券を出すほど行列が続きました。 ワークマン側は、最初は実験店舗の予定だったが、すぐに400店舗の出店計画を発表したのです。オープン後のメディア取材に、土屋哲雄専務が興味深いコメントをしています。 「開店から3日間の売れ行きは、男女兼用製品も含め、6割が女性向けに揃えた製品。来店客の8割以上が女性だったにもかかわらず、売上の半分は男性向けの製品だった。レジャー用として、女性が家族の服を購入して帰ったようだ」と話していました。 これが「女性視点マーケティング」です。 女性視点マーケティングの可能性 女性消費者は「自分を取り巻く人たちのモノ」を買う可能性を秘めて商品を見ています。 女性モノ、男性モノ、ジュニアモノ、キッズモノ、シニアモノ、ペットモノ、そしてトモ(友達)モノまで数えきれません。 マーケティングでは、「女性は家族のモノを代理購買する」という表現をします。しかし、代理購買という単純な消費行動ではありません。子どもの塾の先生へのお礼、女子会の手土産など、代理ではなく、関係維持のための買物もあります。頭の中にあらゆる関係者リストを持ち、モノを見ながら人と関連づけて買物を判断しています。 今、世界中が女性視点を求めていると「感じて」います。 それは、「男性だから」「女性だから」という不平等感の話ではなく、存在する者同士がお互いを理解し合い、手を取り合っていくことこそが、世界の課題を解決していくからです。 次回は、10年後を見据えている女性消費者についてのお話です。見落とされがちな「女性視点」のマーケティングについてお話しします。これからのマーケティングに必要な考え方ですので、是非読んでいただけたらと思います。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 【著書】 「クチコミュニティ・マーケティング」 「女性たちのウェルビーイング」 「女性たちが見ている10年後の消費社会」等ベストセラー多数。 →著書は一覧こちら 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。

  • 女性特有のコミュニケーション「女縁」とクチコミの関係(後編)

    女性視点マーケティング戦略コラム vol.6 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第6回目では、女性の人生から生まれる5つの縁を探求し、口コミがどのように拡散するかに焦点を当てます。さらに、マーケティングにはクチコミが欠かせないと言う理由について良くわかる内容になっています。クチコミマーケティングをより深く知りたい方に非常に有益な内容です。 HERSTORYでは、長年、女性視点マーケティングを専門に事業を行ってきましたが、 女性視点マーケティングとは具体的に何をどうすることなのか、ということを体系的にお伝えしていきます。 ぜひ、皆様のビジネスにお役立てください。 「女縁」を通じてクチコミ拡散。同種グループの関係構築が目的 実は、これが女性たちのクチコミ拡散する正体です。女性は類似の「女縁」別に悩みや課題を共有しあっています。クチコミはそうした相手を助けたいという助け合い行動でもあります。こうしていつしかメーカーや売り手の想像もしていなかったムーブメントが女性たちの間に巻き起こるのです。元の情報を大きく画期的に発展させた女性は憧れの人となりカリスマ的な存在となってインスタのフォロワーが膨大になっていくという流れです。 「女縁」の5つの縁 「女縁」とはかくも摩訶不思議なパワーをもっていますが表舞台ではみえにくくもあります。昔も今も圧倒的に購買や消費に影響を起こしていくパワーがあります。ここで、「女縁」5 つ、血縁・地縁・職縁・友縁・交縁を整理したいと思います。 血縁とは 家族、親族、血縁関係がそれにあたります。中でも母、娘、祖母、叔母、義理の母、義理の叔母などの「女縁」。子どもの成長時期から親の介護時期まで、「血縁」は、良好かは別として強固になります。母の手料理の作り方、わが家の風習など伝承から身近な生活向上の情報まで交換し合う「女縁」です。 地縁とは 地域の縁です。居住地や学区を中心につながる縁です。伝統的な地域活動の祭りや学校行事、子ども会、町内会、PTA活動のバザーや役員活動、児童館保護者会、マンション住人の会などで出会っていく縁です。「地縁」は、その後、ここから「友縁」になる出会いもあるが、あくまで気持ちの上では深くない関係が「地縁」になります。 職縁とは 職場や仕事を通じて出会った縁です。女性の先輩、後輩、同僚、取引先など仕事を通じて出会った「女縁」は、女性にとっては将来の仕事と家庭の両立や、キャリアアップなどについての悩みを相談する相手として強い味方となります。ロールモデルという存在が見つかります。ランチタイムや女子会などで、恋愛話から職場の噂話までは尽きない「職縁」になります。 友縁とは 学生時代の友達、おさななじみ、カルチャー教室やジムなどを通じて出会った友達、子どもを通じて出会ったママ友(幼稚園・保育園/小学校・中学校・高校)など「友達」として話せる仲であるのが「友縁」です。長く付き合う関係が多い縁です。子どもの手が離れた世代の場合、みんなで一年に一回は、温泉一泊旅行へ行くとか、月1回の食事会を定期的にしているなどの行動がよく見られるのが「友縁」です。 交縁とは SNSや社会活動のボランティアなどを通じてつながったサークル的な縁。アイドルやタレントのファン同士、災害支援活動など、自発的に飛び込んだ関心事からつながる「女縁」です。 アイドルファンの場合、手製の応援グッズや作品を作って相互交換する「交換便」や「素敵便」と呼ばれる無償の交流行動などは、女性特有の代表的な「交縁」です。無償の愛、行動を交信して共感し合う「女縁」。 まとめ いかがだったでしょうか。 女縁とクチコミの関係が見えてきましたでしょうか。Instagramの利用者の6割は女性で、全世代で女性が男性より多いのが実情です。Instagramは写真や動画で伝えることができます。 何をどうしたらよりよく生活が向上するのか、は、文字より写真です。女性たちは、自分が所属する「女縁」別の悩みを共有し、みんなで生活向上を底上げしようと試みているのです。これがクチコミ拡散されていく真実です。 今号の女性視点マーケティングのポイント クチコミ拡散は、同種グループの関係構築が目的である。 女性は「女縁」を5つ持っている。 血縁・地縁・職縁・友縁・交縁の5つ縁。 また女縁や、女性たちの関係性の理解を深めるにはペルソナの理解が不可欠です。 1990年創業以来、一貫して女性消費行動を研究し続けてきたHERSTORYでは、10代、20代、30代、40代、50代、60代の女性ペルソナを29種類も設定し、毎年変わっていく女性消費者のトレンド把握に役立てています。 マーケティング戦略に不可欠な女性ペルソナ設計の方法や、最新情報を知りたい方は、下記「女性ペルソナ設計まるわかり」資料をダウンロードしてご活用ください。 次回は、女性が創出する「7つの消費」についてお話しします。女性視点にたち、どのように消費をしているのか分かりやすくお話しします。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。

  • 男女の購買行動の違いを理解し効果的なマーケティング戦略を

    女性視点マーケティング戦略コラム vol.10 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第10回目は、男女の購買行動の違いを解説し、さらに購入を後押しする判断材料についても深掘りします。 HERSTORYでは、長年、女性視点マーケティングを専門に事業を行ってきましたが、 女性視点マーケティングとは具体的に何をどうすることなのか、ということを体系的にお伝えしていきます。 ぜひ、皆様のビジネスにお役立てください。 男性の買物はBUY(目的買い)、女性の買物はSHOPPING(回遊買い) 1. 男性の購買行動はBUY(目的購入) 男性の購買行動は、目的のものに一直線で、買物自体は、目的のモノをベストチョイスする探索力と確実に獲得するスピードが重要になってきます。 高品質、高性能なモノを最高の条件でゲットすることに注力し、自分で調べて、比較して、購入を決定するため他人のクチコミなどにも影響されません。「買物=戦利品の獲得」のような行動になります。 2.女性の購買行動はSHOPPING(回遊購入)回遊買いを好む 女性の購買行動は、よい商品を買うための合理的な左脳と、「うれしい」「楽しい」という情緒的な右脳を同時に重視しています。女性たちの脳は、買物に来た(左脳)から、せっかくなら出会いを楽しみたい(右脳)とで考えています。 とはいえ、お財布の紐は緩くはありません。木の実を見つけるように商品を眺めたら、「ちゃんと食べられるの?」「本当に美味しいの?」「上手に使えるかな?」などと購入後の失敗は避けたいため、友達の評判やネットのクチコミ、店頭でのPOP や購入者の感想などを判断材料にするのです。 買物の背中を押すのは、「旬」「今が買い時」「今が熟れ時」か 女性にとって季節はとても大切な判断材料です。 旬のモノ=美味しい時期と判断しやすい傾向になります。 また、女性の体はそのものにカレンダーサイクルが働いています。月経という月単位の身体の変化は、匂い、雰囲気、手触り、触感などの五感を働かせて、今食べるモノ、気分転換できるコトを探しています。 今年のクリスマスケーキはどこで誰とどんなケーキがいいかな、どんな気分だからどうしようかな、なんて先々のことを想像しているのです。 計画性がないように見える閃きや思い付きの買物には、女性ならではの意味があるのです。寄り道が楽しくなる買物を、今年もしっかり提案するのが大切です。 コロナ禍で、買物時間が短くなっている、目的買いが顕著になっている、といった調査データも増えていますが、だからこそ、気分が落ちてしまっている今年の冬は、「わくわくする出会い」を待っているのではないでしょうか。(データはHERSTORY 調べ) 女性同士の買物は長く、男女ペアの買物は短くなる傾向がある ドラッグストア研究会のアメリカ視察レポートの中に面白い報告を見つけました。最近の米国の小売業では男性客対策が重視されているというものです。なぜかと言うと、女性の買い物時に男性の同伴者がいると女性の買い物時間が短くなる傾向があるためということです。いかに男性も楽しませて女性の買物を長くさせるか、この対策は非常に興味深いです。 今号の女性視点マーケティングのポイント 男性の購買行動は、目的に一直線で最高の条件で手に入れる 女性の購買行動は、「嬉しい・楽しい(右脳)」と「良い商品(左脳)」かを行ったり来たり。 女性同士の買い物は長く、男性同伴は短くなる傾向がある。 次回は、 女性たちの五感を意識した販売戦略について 解説します。クチコミマーケティングへの理解がさらに深まる内容です。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、次号の配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。

  • 女性の体内カレンダーと五感を活かしたブランディング

    女性視点マーケティング戦略コラム vol.11 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第11回目は、女性の体内カレンダーと五感を生かした効果的なマーケティング手法について解説します。 HERSTORYでは、長年、女性視点マーケティングを専門に事業を行ってきましたが、 女性視点マーケティングとは具体的に何をどうすることなのか、ということを体系的にお伝えしていきます。 ぜひ、皆様のビジネスにお役立てください。 女性の脳と体は周期性と不安定さには「悩みの共有」が大切 女性の脳は、周期性を持っています。これは排卵など生理との関係が深いです。男性の脳は、胎児期に周期性が不活性化します。女性の脳は、こうした周期性や左右の脳の行き来から、「不安」や「心の揺れ」があるため、女性にとって何より大切なのは「悩みの共有」ができることです。女性同士が、カフェで話す、ロールモデルがいる、相談相手がある、コミュニティサイトで悩みを共有する、傍らで見てくれている人がいる、など、「悩みの共有」をキーワードにすることは、女性脳の本能が求める中枢の「欲求」となります。 体内カレンダーは月単位でカウントされ、ささいなことが目に入る 女性は、体が暦になっています。これを「月経」といい、別名、生理のことです。男女は、共に10歳前後で、初潮や精通を迎えますが、女性の生理は、そこからほぼ毎月約50歳前後まで月単位でカウントがあります。 このように、女性は月単位でカウントする暦のサイクルを体内にもっているのです。この月カレンダーとともに人生の活動的な時代の大半を過ごします。生理の前後から期間中を入れると、月に10日ぐらい「気分が揺れやすい」ときがあるため、心身のバランスを取ろうとします。自らが気持ちを上げる楽しみを探したり、創り出したりするのです。体が暦なら脳も暦を生かしてストレスを癒やそうとします。そのため、日常の小さな変化、ささいな出来事で気分を変えたり、楽しみを見つけだすなどの工夫を取り入れるのです。 季節マーチャンダイジング(MD)を活用が女性の楽しみに 女性は、「もうすぐハロウィーンだから、おばけグッズ買おうかな」「クリスマスだから、玄関にリースをつけよう」「誕生日ケーキをそろそろ予約しよう」身近な暮らしに楽しさを加えることでセルフマネジメントを行っていています。 定期的にやってくる憂鬱な体の変化、それには関係なく毎日が過ぎていくのです。自分のこと、仕事、家事育児、親、知人、地域などさまざまなことが気になるし、だからこそ気を張っています。だからテーブルを飾る、花を生ける、ネイルを華やかにしてみるなど日常に小さなイベントを創り出して気分転換を楽しんでいるのです。 女性視点マーケティングに取り組むときの基本は、季節MDカレンダーを取り入れて、変化を創り出して提案する仕組みを回すことです。女性が集まる店、人気店、売れる商品は、かならず季節MD視点が入っています。 女性は五感が発達している 五感は、筋力やパワーがなく、小さな子どもがいるという状態がある女性たちにとっての予知・察知能力になります。五感は、彼女たちに危険回避を早めにさせるだけではなく、安心さ、心地よさ、幸せ感などを与えてくれます。 女性消費者を引きつけるには、五感に響かせることが重要になってきます。いいモノだけど五感に響かなかったり、使えるけど五感に届かなかったりでは、意味がありません。女性たちの五感を意識したモノづくりサービスづくりはマーケティング戦略で鉄板となります。 <女性の五感> 嗅覚…赤ちゃんの匂い、花の匂いなどを分別します。果物が熟れた匂い、パンを焼く匂いなど、妊娠中に、食の匂いで吐き気を持つなども含めて香りは重要だです。「いいにおい」は、女性には重要な引きつけの要素。それは時に無臭も含まれます。 聴覚…赤ちゃんの泣き声で、お腹がすいたのか、などを聞き分けます。夜中の小さな声でも母親は敏感になっています。鳥の声、水の音、木々の音、風の音、笑い声、料理の音、店内の音楽、上司の声、夫の声それらが「しあわせ」音かを聞き分けます。怒鳴るなど危険音からは出来るだけ遠ざかります。 視覚…女性は、目で見た情報と気持ちが共鳴します。美しいか、違和感がないか、視界に不快はないか、素敵か、おいしそうかなど、見た目の情報はできるだけトータルに「なんかいい感じ」と「感じる」を見ます。いいモノを見た目からも引きつけることができればクチコミも起こりやすいと言えるでしょう。 味覚…おいしいかは男女誰しも大切なことです。女性は自分の食べる物は、子どもにつながっていると本能的に知っています。母親の食べた物で子どもの身体は生まれてくるため、体にいい食べ物に対しては敏感です。味、彩り、栄養バランス、体にいいもの、楽しい雰囲気、そのすべてが「おいしい」につながります。 触覚…「赤ちゃん」の肌触りを基準に、「きもちい」「ザラザラしている」など快不快を判断しています。「まるで赤ちゃんの肌のように」という宣伝文句は、女性に響く言葉です。体に直接あたる商品や食品には大切な感触です。 今号の女性視点マーケティングのポイント 女性の五感を意識したモノづくりサービスづくりが重要 季節マーチャンダイジングを取り入れ、変化を創り出し提案することが大切 次回は、 新連載を開始いたします。どうぞお楽しみに! 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、新連載の配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。

  • 女性の本能的な購買行動を理解しマーケティング強化に!

    女性視点マーケティング戦略コラム vol.9 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第9回目は、女性が購入するときの行動についてどのような傾向があるか解説します。 HERSTORYでは、長年、女性視点マーケティングを専門に事業を行ってきましたが、 女性視点マーケティングとは具体的に何をどうすることなのか、ということを体系的にお伝えしていきます。 ぜひ、皆様のビジネスにお役立てください。 女性は、まるで木の実を拾って歩くような購買行動をとる 女性をみていると、まるで木の実を拾うような購買行動をとっているのが分かります。「寄り道」を好むといったほうがいいでしょうか。 よく女性の買物は長い、という話が出ることがあります。実際にスーパーマーケットの中を男性と女性があるくのを時間で測ると、男性は6分間、女性は、3時26分だった、という図がネット上で、拡散されていたことがあります。 また、「妻と買物にいくと、さっき行った店に、もう一度、戻っていいか、といわることがあるが、正直、あの行動がよくわからない」と妻の行動を不可解だと聞いてきた男性がいます。(これはよく聞かれる質問の一つでもあります) なぜ、女性たちの買物は、木の実を拾うように、あちこち見て歩くのでしょうか。 実は、本能的な行動に起因しています。 女性は、妊娠、出産、子育てをする期間、行動範囲狭くなります。そんな期間でも、身近な場所で、情報を拾って、楽しめるようにできているのです。行動範囲が狭くても、ストレスにならない暮らし方を身につけ、楽しみを見つけることが得意にできているのが女性です。 「そのカバン、かわいい」「イヤリング、素敵ね」「ネイル、秋らしいわー」 朝、職場に女性たちが集まると、即座にこんなあいさつでコミュニケーションを交わしています。身近な視界の、他人の姿をパッと見て持ち物や髪型や服装や表情などを読み取ることができるのも女性ならでわの能力です。 男女ともに買物は目的買いが基本。でも女性には出会いの売場も大切 小売店をアドバイスするとき、女性のお客様には、通常の「目的買いとしての売場」とは別に、「新しい出会いを提供する立ち寄り場」を考えています。 購入の予定にはなかったけど、思わず買っちゃった!が起こってしまう足止め場があったり、ときには、「これ、お母さんに買っていこう」となったり、また「あ、ママ友会で配るのにちょうどいい」と考えて予定外のものを拾ってしまうのが女性です。 店舗は、女性にとって、移ろいゆく、美しい野原です。たとえるなら商品は、葉や花や木の実です。女性は、「今一番美味しいのはコレ!」と自信をもって旬やトレンドを押してほしいのです。 アンテナを常に張り巡らせている女性の「クチコミ消費」 女性はクチコミをします。私は、女性は存在そのものがチラシだとさえ思っています。表現を変えれば、女性はインフルエンサーで、女性はそもそも、男性よりもしゃべることが好きなのです。「地図が読めない女、話を聞かない男」というベストセラーがありますが、この本の中で男女の一日の発する言語量を比較したところ、女性が3倍という表が載っていました。 こうして情報発信することそのものが好きな女性たちにとって、SNS 社会は最高の環境なのです。より華やかに、より色鮮やかに、お気に入りのモノや風景を撮影しては発信し、それを気に入った人たちがフォローしていくという循環は、女性同士の出会いをつなぎ、大きなコミュニティ化へとつないでいます。実際Instagram は、利用者の6 割以上が女性なのです。 女性の脳は左右が連携している。「あ、そういえば」と寄り道が起こる 男女では、目の前のモノや情報を認識する脳が違います。 女性脳は「右脳(感じる領域)と左脳(顕在意識)が頻繁に連携し、直感が働く脳」なのです。 男性は、頻繁に行き来はしない脳なので、目的が明確ならそれをしっかりと達成することに集中します。女性の「行き来する脳」の神経線維は、数センチから1 メートルを超えるといわれるぐらい長く、目の前のモノを見ながら頭の中でぐるぐると様々な情報や記憶をたどっています。 そして「あ、ついでに」「あ、そういえば」が起きて「寄り道」が起きるのです。「寄り道」といっても当の本人からしたられっきした「思い出した目的買い」にほかなりません。 男性の買物は、目的のモノを「比較検討」して最高の逸品をゲットする! 左右の脳の情報の行き来が働きにくい男性脳は、女性とちがって「比較検討」で商品を選びます。このため、「寄り道」は不要です。 また、太古の昔、長い間狩りが役割だった男性脳は「最短距離と時間で、最大の成果を上げたい」と考えるため、一直線に目的の売り場に行きたがります。 つまり男性の買物は、目的の売場に早く到達して、できるだけ多くの類似品、代用品を見て比較検討し、そこから秀逸のモノを自らの見解で選ぶことに快感を持つようになっているのです。 女性は商品を見ながらアレコレ場面を想像している 男性から見ると女性の買物はなぜあんなに長いのか、と思わることがあるかもしれません。女性にとっての買物は、そのあとに必要なモノを忘れていないか、このあとに会う人たちに必要になるモノはないか、など商品を見ながら想像を最大限に膨らませて、見ているため「出会い」によっては、「あ、これはあのときにいいかも」となります。 買物をしている時間だけを考えると、「時間の無駄」「賢くない買い物の仕方」に見えるかもしれませんが、女性の買物はその場の効率ではなく、その後の日常における効率を考えているのです。 今号の女性視点マーケティングのポイント 女性は木の実を拾うように商品との出会いを探す 女性は商品を見ながらアレコレ場面を想像している 女性の買い物はその後の日常での効率を考えている また女性たち消費行動の理解を深めるにはペルソナの理解が不可欠です。 1990年創業以来、一貫して女性消費行動を研究し続けてきたHERSTORYでは、10代、20代、30代、40代、50代、60代の女性ペルソナを29種類も設定し、毎年変わっていく女性消費者のトレンド把握に役立てています。 マーケティング戦略に不可欠な女性ペルソナ設計の方法や、最新情報を知りたい方は、下記「女性ペルソナ設計まるわかり」資料をダウンロードしてご活用ください。 次回は、男性と女性の購買行動の違いに焦点を当て、その特徴について解説します。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。

  • これを知れば消費行動が分かる!女性が創出する7つの消費(後半)

    女性視点マーケティング戦略コラム vol.8 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第8回目は、社会に影響を与える女性の消費行動7つの内4つを、解説いたします。 HERSTORYでは、長年、女性視点マーケティングを専門に事業を行ってきましたが、 女性視点マーケティングとは具体的に何をどうすることなのか、ということを体系的にお伝えしていきます。 ぜひ、皆様のビジネスにお役立てください。 家族のほとんどのものを女性が買っている「代理購買消費」 夫が妻や子どもの物を代理で買うという行動と比べたとき、妻が、夫や子どもの物を買うほうが明らかに高くなります。 ある総合通販と「誰が本当の顧客か」という分析をしたときに、男性向けのファッションカタログを見て、商品を買っているのはほぼ妻だったという結果が出ています。その逆は皆無に等しいです。夫は、自分の物は自分で買うことはあっても、妻の物を買うという消費行動は希少で、その逆は大いにあるのです。 子どものパンツや靴下、義理の母の誕生日祝い、職場の後輩の結婚祝い、調味料などの補充、災害に備えた保存食、夫の好きなビールなどが頭の中に膨大なアイテムとして納められています。 たとえば、スーパーに行ったときには、今夜の料理のために必要な「目的の食材」を考えつつも、「忘れているモノはないかな」「今週はもう来られないから、ほかに何か買うモノはなかったかな」と必要なモノを思い出そうとします。だから女性の買い物は長くなるのです。気づくと商品点数が増えていき、客単価があがります。 関係性を維持するための「交際維持消費」 交際と聞くとビジネスパーソンの接待とか、職場や友人知人との飲み会と思うかもしれませんが、女性は、カフェタイム+プチギフトというセット行動がよく見られます。 これが交際維持消費です。 字のごとく、日頃からの交際を維持するためのお茶会、ママ会、女子会といった形の「お茶を飲む女性たちの集い」です。女性は、本当にカフェで集うことが好きです。 話は延々に尽きず、ホテルやデパートのカフェなどに行くと、14 時~16 時ぐらいのいわゆる閑散としがちなアイドルタイムであっても、女性同士のグループでほとんどの席が占有されています。 こうした場に出向くとき、女性たちは「プチギフト」を持参することが少なくありません。人数分を配ったり、お互いに交換したりします。ギフトと聞くとお中元、お歳暮、年賀といった仰々しい儀礼行事をイメージするかもしれませんが、女性たちは本当によく身近な場面でギフトを贈ります。 新型ウイルスの拡大で、生活が自粛されたときに、多くの女性が、なかなか会えないから「友達とプレゼントを贈り合った」とか「孫に毎週、お菓子を贈った」とか、「おばさんからマスクをプレゼントされた」などといった発言をしていました。女性たちは、人間関係を維持するための消費行動を常にしているのです。 アンテナを常に張り巡らせている女性の「クチコミ消費」 女性はクチコミをします。私は、女性は存在そのものがチラシだとさえ思っています。表現を変えれば、女性はインフルエンサーで、女性はそもそも、男性よりもしゃべることが好きなのです。「地図が読めない女、話を聞かない男」というベストセラーがありますが、この本の中で男女の一日の発する言語量を比較したところ、女性が3倍という表が載っていました。 こうして情報発信することそのものが好きな女性たちにとって、SNS 社会は最高の環境なのです。より華やかに、より色鮮やかに、お気に入りのモノや風景を撮影しては発信し、それを気に入った人たちがフォローしていくという循環は、女性同士の出会いをつなぎ、大きなコミュニティ化へとつないでいます。実際Instagram は、利用者の6 割以上が女性なのです。 季節やトレンドに合わせた「トレンド消費」 女性の買い物に「旬」は欠かせません。 中でも四季の春夏秋冬。春になれば春らしいネイル、夏になれば透明バッグなどの涼しそうな小物、秋になれば秋らしい深みのリップなど、〇〇らしい、は常套のコピーにつられ、ネイル好きな私は、ネイルサロンに出かけます。 仕事柄、ネイリストに「今はどのデザインが人気ですか?」と尋ねると、ほぼ必ず季節感に合わせた返答が返ってきます。「最近はピンク系が人気ですよ。春らしい色が増えてきていますね」とか、「このごろはブルー系が注目されています。夏が近づいているからかもしれませんね」といった具合です。 このような会話から、女性たちが、その季節に合った色を指定してネイルを依頼しているのがよくわかります。女性雑誌やファッションメディアでは、「この冬、グレーが新しい」「春爛漫、ピンクイエローで街へ出かけよう」「大人の女は、この冬、黒ワンピ( ワンピース) を選ぶ」など、「この( トレンド)」季節」「色」「どんな気持ち」の4 つがキャッチコピーに見られます。女性は毎年、ぐるぐると季節に新しさを足して生き続けているのです。それがトレンドです。 今号の女性視点マーケティングのポイント 女性は総合的な視点で買物をとらえている 家族の買い物行動のほとんどが女性が行っている 交際を維持するために他人とのコミュニケーションを常にしている 常にアンテナを張り巡らせクチコミを参考に消費している 女性は季節感やトレンドに合わせた生活をしている また女性たちの視点の理解を深めるにはペルソナの理解が不可欠です。 1990年創業以来、一貫して女性消費行動を研究し続けてきたHERSTORYでは、10代、20代、30代、40代、50代、60代の女性ペルソナを29種類も設定し、毎年変わっていく女性消費者のトレンド把握に役立てています。 マーケティング戦略に不可欠な女性ペルソナ設計の方法や、最新情報を知りたい方は、下記「女性ペルソナ設計まるわかり」資料をダウンロードしてご活用ください。 次回は、女性たちの買い物を「木の実拾い」に例え、その購買行動を深掘りします。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。

  • これを知れば消費行動が分かる!女性が創出する7つの消費(前半)

    女性視点マーケティング戦略コラム vol.7 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第7回目は、女性がどのような消費行動をとっているのか詳しく解説します。 HERSTORYでは、長年、女性視点マーケティングを専門に事業を行ってきましたが、 女性視点マーケティングとは具体的に何をどうすることなのか、ということを体系的にお伝えしていきます。 ぜひ、皆様のビジネスにお役立てください。 女性は、「7つの消費」を創出します。 女性視点の素晴らしいところは、マーケットを創出、拡大させる力を持っていることだです。夫の買物に9割は口を出すといった結果だけではなく、周辺のありとあらゆる場面に関わっているのです。それをまとめると大きくは、7つの消費となります。順番に説明していきます。 家族の安全を図る「生活基盤消費」 日用品の中でも、生活をしていく上で欠かせない必需品である食品、衣類、洗剤、燃料、トイレットペーパーなどを指します。また、緊急時において、人々が不安感から買いだめをする行動に走ることが起こるが、そうした場面で最も人々が買っておこうとする物とも言えます。 生活に近い人のほうが世の中の動きをつかむ力が早いため、女性たちは、身近な友人知人の情報や会話、行動をすかさずキャッチして次の行動をとっています。 その行動は、一番に、家族生活においての安心感にあります。そのため、情報入手は早いが、情報に振り回されることも多いです。それだけ女性たちは、生活と密接につながっているのです。女性は、どんなプロマーケターよりも先に、生活者側の変化をキャッチし、消費行動へと駆られるのです。 よりよい生活をするための「生活向上消費」 女性は、常に日々の暮らしを少しでもよくしたいと思っています。 だから生活向上につながる情報を好みます。たとえばレシピ、たとえば暮らしの知恵。こうした情報にアンテナを張っています。 例えば、レストランの新メニューの試食会などを開催したとしましょう。女性消費者を集めたグループインタビューでは、かならずといっていいほど、「これとこれを組み合わせるなんて考えたことがなかったです」「意外においしい、今夜、すぐにやってみよう」「自分が知らなかった方法が知れて参考になりました」といったような言葉がでます。常に自分を基準にして、少しでも自分が向上するための情報を得たいと思っているからです。 逆に、「この程度なら自分でもできる」など自分と同じでは意味がないと言うのであれば、「さっきのサラダ程度なら、いつもの食材にホタテとイカを乗せただけだから別に新しい発見はないです」といった言葉が出ます。 どんなに肌が美しくなるファンデーションと宣伝しても、それだけでは物足りないのが女性です。どうしたらその商品を使って、最大限の効果が得られるのか、という方法に関心を示します。そのため美容においては、芸能人のメイクテクニックや、人気YouTuber の発信する変身方法の情報が重要になってくるのです。 生活向上消費には、こうした女性の「手に入れたい」という向上意欲にこたえる「指南役」の存在も大きく、SNS によって女性たちの消費はどんどん熱くなるのです。 他人に気を配る「おせっかい消費」 「おせっかい」という言葉は、女性に向けられた言葉と言っても過言ではありません。 女性のおせっかいのイメージは、こちらが何かを頼まなくても、先回りして何かをくれたり、買ったり、世話を焼いてくれたりするイメージがないでしょうか。 こうした「おせっかい行動」は、すべて、自分以外の人のことを日頃から気にかけていることで起こる行動だと言えます。 たとえば一人暮らしの息子に対して、「お米、送っておいたから」「あったかい下着、入れておいたからね」「しっかりご飯食べている? 野菜入れて送ったからね」などなど、子どもの暮らしや身体を気にかけて何かを送るなどの消費行動は、ほぼ母親です。 旅行シーズンになると、特急列車の中などで、中高年の女性たちのグループに出会うことがありますが、彼女たちは次々とカバンの中から、まるでドラえもんのポケットのように「おみかん食べない?」「おはぎ作ったの」などといった会話が始まります。女性の「おせっかい消費」は、世代を問わず、昔も今も健在に感じられます。 今号の女性視点マーケティングのポイント 女性は情報をキャッチし想像し拡大する力がある 女性は自分と自分以外のマーケットを創造する。 身近な情報や行動をキャッチし、家族の安定を重視する 生活を向上させるための情報に常にアンテナを張っている また女縁や、女性たちの関係性の理解を深めるにはペルソナの理解が不可欠です。 1990年創業以来、一貫して女性消費行動を研究し続けてきたHERSTORYでは、10代、20代、30代、40代、50代、60代の女性ペルソナを29種類も設定し、毎年変わっていく女性消費者のトレンド把握に役立てています。 マーケティング戦略に不可欠な女性ペルソナ設計の方法や、最新情報を知りたい方は、下記「女性ペルソナ設計まるわかり」資料をダウンロードしてご活用ください。 次回は、女性が創出する「7つの消費」の残り4つについて詳しく解説していきます。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。

  • 【女性ターゲットのメーカー必見】女性特有のコミュニケーション「女縁」とクチコミの関係(前編)

    女性視点マーケティング戦略コラム vol.5 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第5回目は、女性の人生から考える女性特有の縁である「女縁」とクチコミがどのようになされていくのかお話しします。クチコミマーケティングへの理解がさらに深まる内容です。 HERSTORYでは、長年、女性視点マーケティングを専門に事業を行ってきましたが、 女性視点マーケティングとは具体的に何をどうすることなのか、ということを体系的にお伝えしていきます。 ぜひ、皆様のビジネスにお役立てください。 女性は人生を通じて、多くの「女縁」を持つ 女性は人生を通じて持つ縁である「女縁」は、女性それぞれの生活や暮らしに密着して幅広く存在し、その数は年齢に比例して増えていきます。 それは一般的にイメージする友人知人や親友というような縁とか、人脈といわれる利害や有益に関わる縁だけではありません。女性特有の生活をしていく上で女性同士として関わりをもつことで、生きやすさやときには生きづらさを持ちながらも付き合っていく縁のことです。 一人の女性のライフコースを考えてみましょう。女性の人口のうち、最も多いライフコースのパターンは、就職し、結婚し、出産し、子育てをし、親の介護なども経験するというケースです。このライフコースの場合、大きく5つの縁が広がることが分かります。 「女縁」はSNSなどによって、年々広がっていく 今はSNS が当たり前になり、新しい出会いから維持管理(と思っていなくても)までも簡易にできるため「女縁」は年々、大きく広がりを見せています。ちなみに「女縁」にはインスタグラマーやユーチューバーのフォロワー数などは入れていません。あくまで「互いが自覚しあえている縁」を基準としています。男性の場合、今も昔も「男縁」は、職場を通じて出会った縁である「職縁」と学生時代や趣味などを通じての縁、「友縁」が中心となります。 女性は本来、クチコミが好きです。そのため多数の「女縁」をもっていることで、情報伝達があっという間に広がりやすいのです。 これは本能的なDNAで、筋力やパワーのない女性が妊娠や子育て期には身や子を守りながら生き抜くためには、周囲に助けてもらいながら集団の中で寄り添って支え合っていく必要があるからです。これが「女縁」なのです。 子どもが小さいときに何かと助けてくれる存在は、「女縁」の力が大きいです。子どもがいるいないは別として、女性たちは子どもの頃から、無意識下で、クラスの女子同士で行動するなど「女縁」づくりをしています。また、周囲と関係をよくしようと行動するため、コミュニケーションを活発にします。おのずとそのコミュニケーションの中で、さまざまな情報交換が行われているのです。 女性は「女縁」カテゴリ別にテーマや話題を変えて関係維持する 女性は、「女縁」の相手の共通テーマに合わせて関心事の話題を変え、その場、その時、その相手に合わせて話題を交換します。相手との関係を保つためには、魅力的な話題、情報、ネタを手土産にする必要があります。もちろん現品のプレゼントも大切です。 こうして「女縁」の集いには、手土産のお菓子やケーキが定番となります。 女性は、クチコミを積極的にし、旬の話題を伝え合い、その使い勝手やよりよい使い方などを教え合います。ときにおせっかい行動で相手の役に立とうとすることもあります。 子どもが泣き止む方法、好き嫌いなく家族が食べてくれる調理法、おいしく保存できる容器のメーカーや売場、夫婦生活から親との良好な関係づくりに至るまで、その話題は多岐に広がるります。その情報を受け取った側もさらに次へと内容をバージョンアップさせて渡していくため、もとの話題は加工され、すさまじい勢いで進化していくのです。また同じような悩みを持つ女性たちに伝えることを使命として話題はシェアされるのです。 今号の女性視点マーケティングのポイント 女性は「女縁」別に共通のテーマや話題を変え関係性を維持する 女性は「女縁」グループを通じてクチコミ拡散する。 交換された情報は、バージョンアップされ進化しさらにシェアされる。 次回は、女性の人生の中で存在している5つ「女縁」と口コミの関係性について、さらに詳しくお話しします。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、次号の配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。

  • 2/21【経営者・部門責任者向けセミナー】7つのメソッドで優秀な人材を引き寄せる!人気求人ランキング1位企業の採用・育成秘策

    【経営者・部門責任者向けセミナー】7つのメソッドで優秀な人材を引き寄せる!人気求人ランキング1位企業の採用・育成秘策を「女の転職type」とコラボし、考えます。 女性採用にご興味がある企業様、 女性管理職の比率を高めたい企業様におススメです。 女性の就業率の変化、女性採用をするメリット、女性転職者の動き、思考の変化、応募ランキング1位を獲得するための採用ブランディング7つの柱、入社後の活躍、女性管理職の、役員を輩出することの重要性などなど、ポイントを解説してまいります。 ■日時・場所 2024年2月21日 13:00 – 14:30 JST 開催形式:オンラインセミナー ■セミナー詳細 【開催日時】 2024年2月21日(水)13:00~14:30 【タイトル】 【経営者・部門責任者向けセミナー】7つのメソッドで優秀な人材を引き寄せる!人気求人ランキング1位企業の採用・育成秘策 【参加費】 無料 【開催形式】 zoomオンラインセミナー 【登壇者】 ■株式会社キャリアデザインセンター  女の転職type編集長 小林佳代子 氏 新卒で(株)キャリアデザインセンター入社。 転職情報誌及び転職サイト『type』『女の転職type』で、1000社以上の求人広告制作に携わる。 2018年『女の転職type』編集長に就任。プライベートでは2児の子育て中。 ■女性インサイト総研 株式会社ハー・ストーリィ 代表取締役 日野佳恵子 一般社団法人女性の実学協会 代表理事 1990年代、広告代理店プランナーを経てHERSTORYを創業。 一巻して女性消費行動に着目した研究を続け、女性視点マーケティングという独自理論を発表。 女性生活者1万人の消費体験から読み解くインサイトの専門家として多くの企業に顧客起点のマーケティングを実装している。 また、現在のリモートワーク就業の原点となるモデル企業としても高く評価されている。 女性視点から広がる新たなビジネスを社会に増やし、子どもたちの未来を幸せにする、をミッションとしている。

  • 【女性ターゲットのメーカー必見】女性の購買意欲を刺激する10のキーワードとは?(後編)

    女性視点マーケティング戦略コラム vol.4 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。 第4回目は、前回に引き続き、女性の買いたい!という気持ちを刺激する10のキーワードについてお話をします。 前編を読んでから当記事を読むことをおすすめいたします。 HERSTORYでは、長年、女性視点マーケティングを専門に事業を行ってきましたが、 女性視点マーケティングとは具体的に何をどうすることなのか、ということを体系的にお伝えしていきます。 ぜひ、皆様のビジネスにお役立てください。 女性の購買意欲をかきたてるキーワード⑥みんなと(シェア) 誰かと分かち合うための買物です。友人と会うから配りやすい物、持ち歩きやすい物などを考えて選択する買物です。女性は年中行事に限らずギフトをするという行動が男性より強くあります。自分がもらってうれしいものを他人と分かち合いたい、という気持ちです。シェアしたり、配ったりは、女性によくみられる行動です。ちょっとした買いやすいサイズ、配りやすい工夫をした商品を作ると「定番」になりえるかもしれません。 女性の購買意欲をかきたてるキーワード⑦役立つ 自分以外のあれこれ家族や周囲の人のことを考えて行動するため、一つの要素だけではなくほかにも使えるなど、様々な場面に使える便利な物を選ぶ買物です。買物をしながら、「そういえば息子の学校に必要なものがあった」「義母が喜ぶかも」「子ども会の会長が来週、誕生日だ」などなど頭の中に複数人が閃いてきます。そのため買物は決め打ちの目的買いの部分と、たまたま目に入って「そういえば」と思い出し買いの両方があるのが女性の買物です。誰に向けてどんな風に使うと便利か、アイディアや工夫、シーンがかわるとこんな使いかがでるなどの情報が多いほど買う気になります。 女性の購買意欲をかきたてるキーワード⑧特別 大切にされたい、自分をほめたい、ご褒美があるとがんばれる、など特別な扱い、やサプライズ、大事された感の得られる買物です。女性は買物中でも常に頭の中に、誰に対してどんな風に渡すと嬉しくて、どんな風にすると嬉しくないか、を自分ごととして想像するため「商品」の良さだけではなく、その商品をどうしたら特別にできるか、などの提供方法まで情報として渡すと「特別」なイベントを自ら考えて、自分の何かの節目や、友達の誕生日を 祝うなどで活用します。女子会は参加者の誕生日など「特別感」の演出を工夫した集いがよく見られます。 女性の購買意欲をかきたてるキーワード⑨旬と色 季節感はその時、その瞬間の限定感が得られるため新鮮さが得られます。春なら桜色、秋なら紅葉色など季節を表す色や形に惹かれてしまいます。女性向けの商品を得意とするメーカーや店舗は、季節感を取り入れることは鉄板です。「今年は〇〇だからこの色」とメッセージとともに「新鮮感」「トレンド感」を作って発売します。女性には、同じ商品を季節感を捉えて楽しみ方や色合いを変えるだけでも「変化」して見えるため年間を通じて頻度をあげた売上を作りだすことが容易にできます。クリスマスコフレ(クリスマス限定の化粧品)など季節と紐づいたキャンペーンが多いのは圧倒的に女性モノです。 女性の購買意欲をかきたてるキーワード⑩つながる(クチコミ) 他人との関係構築のための買物です。「クチコミ」「話題」の入手消費です。タピオカブーム、チーズタッカルビなど食の過去のブームのほぼすべては、誰かに教えたい、という行動です。 また、母の日や子どもの日、誕生日や入学式、クリスマスやハロウィンなど実に多くの場面で買物をしています。すべては周囲との関係を構築し維持し良好な関係をよりよく発展させるための買物です。 今号の女性視点マーケティングのポイント 女性に響く10 のキーワードを自社の商品に当てはめて、誰のために、何のためにどんな風に、どこで提供できるか、という「女性消費者視点での検討➡選択➡購入➡購入後まで」の道筋を立ててみよう。 女性は複数の場面に転用できるほうが買う気になる。自分以外の友人、家族のための消費も同時に考えているため、場面、使用シーンが異なる使い方等を複数用意。想像が広がり、買う理由が見つけやすくなる。 次回は、クチコミと女性同士の縁の関係性について解説します。クチコミマーケティングへの理解がさらに深まる内容です。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、次号の配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。

  • 【女性ターゲットのメーカー必見】女性の購買意欲を刺激する10のキーワードとは?(前編)

    女性視点マーケティング戦略コラム vol.3 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。 第3回目は、女性の買いたい!という気持ちを刺激するには、10のキーワードがあるというお話をします。 この10のキーワードは、長年、女性消費者調査をし続けている中で、年度、年齢を問わずに「女性消費者に共通している」と感じるキーワードです。 長くなるので、前後編で解説していきます。 HERSTORYでは、長年、女性視点マーケティングを専門に事業を行ってきましたが、 女性視点マーケティングとは具体的に何をどうすることなのか、ということを体系的にお伝えしていきます。 ぜひ、皆様のビジネスにお役立てください。 女性の購買意欲をかきたてるキーワード①幸せ 誰しも幸せになりたいは同じですが、女性は1人の女性として幸せになりたい、という「自分の憧れている姿」が存在するため、人気ドラマやコミックでは、主人公に透過して自分が言われたい言葉、されたい行動を表す作品、いわゆる「胸キュン」場面が多く登場します。男性向けのドラマやコミックにはほとんどこうした「胸キュン」シーンがありません。ディズニーのシンデレラや美女と野獣など今も昔もその時代ならではの環境変化はあれど「胸キュン」な「お姫様物語」はそうした「しあわせ」の投影です。作品内で使っていた花、小物、ドレス、食事などが人気になるのは、「手にする自分がそうなれるかもしれない」というしあわせ消費です。 女性の購買意欲をかきたてるキーワード②なりたい私 目の前に商品が複数並んでいたとき、どちらを選ぶと私がイメージしているしあわせで素敵な女性になれるのか、という選択です。そのため使用するモデル、インスタグラマーと自分のイメージが重なることが重要です。かけ離れていると「私のものではない」と判断します。または実際に使用している人の声などが判断材料になります。女性にとっての効果効能は、自分の自覚だけではなく、大切な人に「気づいてもらえるのか」「ほめてもらえるのか」という第三者評価が得られるのか、という情報が買う判断材料となります。説明文に、「趣味の教室でみんなから肌がツヤツヤと言われます」というような使用者の声と写真が添えられているほうが説得力になります。 女性の購買意欲をかきたてるキーワード③共感 女性は互いの持ち物を「素敵ね」「いいね!」と承認行動します。そうそうそう、と互いの選択を認め合い、共感できれば購入後の満足度は高まります。男女で会話をするときに、たとえば彼女が「最近、友達とうまくいかなくて」と相談したら、「こうしたらいいじゃないか」と即座に解決を提示されるよりも「そうか、辛いね」と同じ気持ちになった言葉を出してみることが共感です。「こんなお客様の声があります」というコピーに、「そうそうわたしのことみたい」なんて感じると消費意欲が刺激されます。 女性の購買意欲をかきたてるキーワード④育む 母性という本能的な行動からくる買物です。小動物や赤ちゃんなど、小さな姿や形に惹かれます。丸くて小さくてぷにゅぷにゅした感触は赤ちゃんの肌を想起します。思わず「かわいい」と手が出ます。「かわいい」とは、小さな姿、薄い色、やわらかな感触、三頭身や頭が大きい、丸みなどを総じた表現です。女性たちが持っているキャラクターやぬいぐるみなどはこうした「赤ちゃんの様相」が多く、キティちゃんもすみっこぐらしも名探偵コナンでさえも「赤ちゃんの形に近い」を購入します。カッコいい9頭身のフィギアを集めている女性は少なく、男性はその逆にリアリティに高品質感を感じます。 女性の購買意欲をかきたてるキーワード⑤選ぶ 買物は、物を選んでいる時間も楽みたい、というのも女性には大切です。あれこれ見ているだけで楽しい、「ちょっと見るだけ見てきていい」というのは女性に多い言葉です。「見ているだけ」とは、たくさんの木の実やお花畑にいるような感覚です。女性たちの「選ぶ楽しみ」には、バリエーションが重要です。実際に売れ筋とそうでないものの差が出るため、そこはバランスを判断し、集客意欲を刺激するための効果用として用意することもコツです。売れないから作らない、ではなく、「足を止めてもらうためのバリエーション」という演出力が鍵です。カラフルなお菓子、フルーツ、野菜などをビジュアルマーチャンダイジングを駆使して並べると女性の立ち寄り率はグーンとアップします。 今号の女性視点マーケティングのポイント 女性の購買意欲をかくたてるワードは「幸せ」「なりたい私」「共感」「育む」「選ぶ」 上記のキーワードは、年度、年齢を問わずに「女性消費者に共通している」 次回は、女性の買いたい!という気持ちを刺激する10のキーワード後編を解説します。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、次号の配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。

  • 【女性ターゲットのメーカー必見】女性と男性の視界の違いから読み解く、女性視点マーケティングの必要性

    女性視点マーケティング戦略コラム vol.2 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。第2回目は、女性と男性の視界の違いから読み解く、女性視点マーケティングの必要性と、女性視点マーケティング導入前に確認すべきことを解説いたします。 HERSTORYでは、長年、女性視点マーケティングを専門に事業を行ってきましたが、 女性視点マーケティングとは具体的に何をどうすることなのか、ということを体系的にお伝えしていきます。 ぜひ、皆様のビジネスにお役立てください。 同床異夢。男女の視点は違うその基本に立つことから 私は長く男女の消費行動を研究してきました。女性視点マーケティングが従来マーケ ティングと異なるという根拠は、これらの長年の研究からきています。コーポレートサイ ト上に2004年から「男女購買行動」という診断シートを置いて今日までに7万人を超 える男女が回答しています。診断には30問の設問があります。(興味のある方はぜひど うぞ。 https://ux.nu/ENgyH) ここでは男女に日ごろ、どんな買物行動をしているか聞いています。その結果、あきらかに男性に偏る行動、女性に偏る行動があります。もちろん差がない行動もあります。何が同じで何が違うのか。そこを明確に知り、同じところは従来で、違うところは、ハッキリと分けてマーケティングを行う必要があります。女性特有の消費行動に合わせた商品づくりや売場づくりを行えば、売上が上がるということを実際のクライアント事例で経験してきました。 その中でもっとも売上に大きく影響を及ぼした違いが「視界情報の受け取り方」です。 男女は同じ物を見ても感じるポイントが違う 男女は、同じ物、同じ風景を見ていても「視界情報の重視する点」「共鳴するポイント(視点)」が異なるのです。同床異夢。同じ人間であっても見えている事実の情報に対して、気持ちや欲求に与える響き方が異なるため、頭の中で考えている重要な価値が違うのです。 この違いをマーティングに導入して成功させるためには、男女視点の違いとは何なのか、をまずは知識として知ることです。よく女性社員に「今回の商品は女性視点を入れて作ってほしい」という場面を見ることがあります。しかし、女性だからといって「女性視点とは何か」を理論的に説明できる人はほとんどいません。男性も同じで男性向けの商品を作ったらすべてヒットするか、というとそうではないはずです。「男性視点とは何か」を正しく説明できる人は多くはないはずです。その結果、検討してきた商品が、最後は「好みだろう」という話に変わり、もっとも権限の高い人の意見で商品が世に出てしまう、ということは多々あります。 男女の「視点は異なる」ことを正しく理解し、ここではぜひとも互いが「売れる商品」 「売れる売場」を作り、女性マーケットを上手に掴み、売上倍増を目指しましょう。 女性視点マーケティング導入の前に確認するべきこと 早速ですが、女性視点マーケティングを実践するにあたり、まずしていただきたいこと は、顧客の男女比の把握です。これをしていなければ前に進めません。今からでもいいの で男女比を取ってください。「うちはすべてのお客様が大事」「男女は関係ない」という会 社ならなおさらです。 女性100%に近い顧客なのか、女性70%なのか、男性60%なのか。女性比率が30%以上の場合は、女性視点マーケティングの導入は絶対におススメです。 顧客のバランスに合わせて、男女視点マーケティングの導入バランスを決めることがコツです。女性客を増やしたいからと、かわいい店にしたりピンク色を増やすなど単純な発想で実行してしまうと、従来の男性客がまったく来なくなって本末転倒、ということも現実の事例でありました。大切なのは、「自社の顧客は誰か」をきちんと見るということです。 女性客が少なくとも30%以上いれば、女性視点マーケティングを取れ入れると大きく売上が変化する可能性があります。30%というのは、女性視点マーケティングの最大の強みは、「協力者」や「インフルエンサー」になり得る特性が男性より強いからです。女性客が30%以上いれば、彼女たちの力を借りて新規顧客の獲得や市場を拡大することができます。女性は1人で男性3人分の影響力を持っているのです。 今号の女性視点マーケティングのポイント 男女の違いは「視点」。同じ物を見ていても共鳴するポイントが違う 女性視点マーケティング導入の前に、顧客の男女比を把握しよう 次回は、女性の買いたい!という気持ちを刺激するためのキーワード(前編)について解説します。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、次号の配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい、という方は無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。

  • 【女性ターゲットのメーカー必見】女性視点マーケティングは既存マーケティングの対比である

    女性視点マーケティング戦略コラム vol.1 女性視点マーケティングの第一人者であり、株式会社HERSTORYの代表取締役でもある日野佳恵子による、本連載。 第1回目は、女性視点マーケティングの必要性を解説いたします。 HERSTORYでは、長年、女性視点マーケティングを専門に事業を行ってきましたが、 女性視点マーケティングとは具体的に何をどうすることなのか、ということを体系的にお伝えしていきます。 ぜひ、皆様のビジネスにお役立てください。 女性視点マーケティングを今、習得するべき時がきている 世界各地が新型コロナウイルスによって、想像もしなかった状況になりました。 あらためて今、政治や経済に、女性視点もバランスよく参画しなければいびつな決断や判断が起きると感じ始めている人は多いと思います。 「 女性視点マーケティング」は、あえて「女性視点」とつけているのですから、「男性視 点」の対比です。「男性視点マーケティング」とは、既存のマーケティングを指します。 あえて男性視点マーケティングという表現はされていませんが、それは長くマーケティングの専門家やビジネスのトップリーダーに男性が圧倒的だったために、女性視点の存在や実感、感覚がないままマーケティング論が完成されていった歴史があるからだと思っています。女性視点マーケティングは、まだ近年の知られていない分野です。だからこそ大きな可能性を秘めていますが、知識がない人が普通ですから、職場で一人だけが女性視点マーケテイングをしましょう、と訴えても理解されないことがほとんどです。 女性視点マーケティングを成功させるためのコツ 本誌では「女性視点マーケティング」の実践とその可能性についてお伝えしていきますが、興味が出たら、ぜひ職場内でセミナーや講演会の開催を検討してください。なぜなら理解者や協力者を増やさなければ実践に至らないからです。もっとも重要な理解者は、トップ層やプロジェクトの決裁者です。 なぜなら従来マーケティングのプロであり、成功体験を持っている人だからです。従来 マーケティングの成功体験は、女性視点マーケティングには通用しないことが多々あります。もしも現在、女性視点マーケティングが成功していると感じている場合は、きちんと知れば、さらに伸びることが想定できます。成功の鍵は、まずは社内に理解者の数を 増やすことからです。 従来マーケティングの知識のほとんどは、女性視点マーケティングでは使えない 女性視点マーケティングの成功は、従来マーケティングを疑うところからはじまります。もっといえば、従来マーケティングのほとんどは使えないと思ったほうが正しいかもしれません。 「 女性視点マーケティング」は知っていて損はありません。世の中は男女半々なのですから、互いが互いのことを知っていなかったことで、気づかないうちに半分のお客様を落としている可能性があるかもしれないのです。 とくに本連載を読んでいただきたいのは、「女性向け商品を作っているメーカー」「女性 が買いにくる店舗」「通販・EC ショップ」です。または「そうした会社を支援する会社」 です。それ以外にも、女性社員の育成や活躍に努力されているマネジメント層、さらには家族関係も含めて、お役に立つことはきっとあると思っています。 なお、本記事は女性消費者の本質的な行動を書いています。これはWEB、SNS、リアルなど、どんなツールやプラットフォームを使うかは関係なく、すべてに共通する消費行動になります。 今号の女性視点マーケティングのポイント 社内に理解者を増やす。従来マーケティングの成功体験者ほど理解者にする 従来マーケティングは男性視点マーケティング 従来マーケティングはほとんど使えない 次回は女性視点マーケティング導入の前に確認するべきことを解説していきます。 下記よりメールマガジンの登録をいただくと、次号の更新をお知らせいたします。ご登録のうえ、次号の配信を楽しみにお待ちください。 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役  1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。 女性視点マーケティングについてさらに詳しく知りたい プロジェクトのご相談 弊社サービスへのご質問 上記については無料相談を受けています。下記よりお気軽にご相談ください。

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