検索結果
「」に対する検索結果が518件見つかりました
コラム・調査結果 (249)
- 【最新調査】7割の女性が“我慢”している「自分の時間」―そこに眠るマーケティングのヒントとは
女性インサイト総研を有する株式会社ハー・ストーリィ(本社:東京都港区、代表取締役:日野佳恵子)は、「時間とお金の使い方」に関する最新調査を実施しました。この調査から、 男女の意識と行動の違いが顕著になり、「女性の不満」の中に新たなビジネスチャンスが存在することが見えてきました。 ◆調査概要 「時間とお金の使い方に関するアンケート」 調査期間:2025年 1月29日(水)〜2月6日(木) 調査対象:15歳以上の男女775人(男性68人・女性707人) 調査方法:インターネット調査 調査会社:株式会社ハー・ストーリィ ◆調査から見えた男女の決定的な違い——「満足する男性」「不満を抱える女性」 Q. 現在の1日の時間の使い方に満足していますか? 出典: HERSTORY REVIEW4月号 男性の72% が「今の時間の使い方に満足」と回答しました。 女性の過半数 が「不満」または「もっと時間が欲しい」と回答しました。 女性の「家事・育児・義務的な時間」は 男性の約2倍 に上り、その分「本当はもっと◯◯したい」という抑え込まれた本音が浮かび上がりました。 Q. 1日の時間のうち、もっと増やしたいと思っている時間は何ですか?上位3つまで教えてください。 出展:HERSTORY REVIEW4月号 「交際・付き合い」を除くすべての項目で、 女性の回答率が男性を上回りました 。 自己投資や趣味の時間を増やしたいニーズが女性で高く、 「時間不足」が女性のリアルな悩み であることが浮き彫りになりました。 ◆お金の使い方も対照的——男性は「自分中心」、女性は「家族優先」 Q.(子どもを持つ方のみ回答)誰のことに(何に)お金を使うことが「増え」ましたか? 出展:HERSTORY REVIEW4月号 男性 は「子ども」「夫婦」「自分」「パートナー」など幅広く バランス良く支出 女性は約7割 が「子どものため」と回答 女性は圧倒的に子ども、次いで家族のためにお金を使う傾向に。子どもを持つ女性は、 自分のためより子どものためなら積極的にお金を使う ことが浮き彫りになりました。 ◆女性の「不満」の裏に市場価値——“もっと◯◯したい”を叶える提案 本調査の結果から、女性は「時間が足りない」「もっと自分に使いたい」と思いながら、それを我慢していることが明らかになりました。この「我慢」を解決できる商品やサービスが女性の消費に繋がる重要なインサイトになると考えます。 義務時間を減らし、自由時間を生み出す商品・サービス 自分のために使いたくなる提案設 子ども・家族を通じた間接的な自分への満足を叶えるアプローチ ◆調査からのビジネス提言 女性の「不満」「もっとこうしたい」を見逃さないマーケティング設計を 男性視点の「満足」訴求だけでは女性消費を取りこぼす可能性 「時間のゆとり」「自分への投資」を後押しする商品・サービス開発を こうした切り口が、今後の市場開拓のカギになります。株式会社ハー・ストーリィでは、こうした女性インサイトを捉えたマーケティング戦略・商品開発支援を行っています。本調査の詳細データや、女性市場戦略に関するご相談も承ります。 ◆詳細記事は法人クラブinherstory会報誌『HERSTORY REVIEW4月号』でご覧いただけます。 法人クラブ「inherstory」は、女性インサイト研究に特化したサービス。年会費税込54,000円~で様々な特典が受けられます。 女性インサイトレポート「HERSTORY REVIEW」最新号~バックナンバーの閲覧・ダウンロード 女性調査結果レポート最新号~バックナンバーの閲覧・ダウンロード セミナー・イベントへ会員特別価格で参加
- 2025年女性トレンドキーワードは『わたしLOVER』~彼女たちが選ぶ“買い物の新基準”とは?~
2月14日に開催した「女性インサイトセミナー2025」にて2025年女性トレンドキーワードを発表しました。本キーワードは、近年の女性の消費行動や価値観の変化を反映し、企業が今後のマーケティング、PR、商品開発に活かすべき重要な視点を示しています。 ■2025年女性トレンドキーワードは『わたしLOVER』 女性たちのキモチは「穏やかな幸せを続けること」 弊社調査では、女性たちが2025年に期待するものとして「穏やかな幸せの継続」という結果が出ました。実際、ささやかな幸せを重ねていきたいという彼女たちのキモチは、日常のさまざまな場面で見受けられます。「買い物をする時に求めるもの」というアンケートでは、「楽しい気持ちになれる」という回答が1位を占めました。 調査期間:2024年11月11日(金)~2024年11月17日(日) 調査方法:インターネット調査 調査対象:15歳以上の女性647人 参照元: HERSTORY REVIEW2025年1月号 昨今の物価高や災害への不安がある中、女性たちは「身近な幸せと長期的な信頼関係を重ねていきたい」という意識を持つようになっています。 買い物をする際、女性たちは単なる価格や利便性だけでなく、商品やブランドの背景に価値を見出す傾向が強まっています。企業の理念や社会的責任を重視する消費行動が拡大し、購入の意思決定にはSNSの口コミやレビューが大きな影響を与えています。 ■『わたしLOVER』の背景と企業が取り入れるべき3つの視点 2025年の女性市場では、消費者の価値観や行動の変化により、企業が適応すべき新たな潮流が生まれています。 【生活マージ】-個人に最適化された幸せの追求 女性たちは、自分の暮らしを「統合(マージ)」し、情報を主体的に整理・選択する傾向を強めています。「自分の人生を自ら設計する」姿勢が顕著になり、今の自分にとって心地よいものを重視し、パーソナライズされた商品やサービスを求める動きが加速しています。 求められる視点:女性の消費行動は、個人の価値観やライフスタイルに最適化される傾向が強まっています。価格や機能性だけでなく、商品やブランドが提供する体験やストーリーが重要視されるようになっています。(例:カスタマイズ可能なスキンケアアイテム、ライフスタイルに合わせたサブスクリプションサービス) 【倫理消費】-企業の透明性向上 「善い買い物が世界を変える」という意識のもと、企業の透明性や誠実さを見極めた消費行動が増えています。CSRやサステナブルな取り組みが消費の意思決定に大きく影響を与えています。 求められる視点:企業の姿勢が厳しく評価される時代。SNSの発展により、消費者は企業の誠実さや価値観に敏感になっています。(例:エシカル消費を意識したサステナブルブランド、企業理念や製造過程の可視化) 【時産ウェル】-時間価値の最大化 時短によって生まれた時間を「心の解放」に充てる女性が増加しています。「自分をいたわる時間」に価値を見出し、心のウェルビーイングを高める消費行動が注目されています。 求められる視点:時間の使い方にシビアな女性たちに向け、効率的かつ心を満たす商品・サービスが求められています。(例:家事の手間を省く時短家電、隙間時間でリフレッシュできるウェルネスサービス) ■これからの企業と女性市場の関係性 現代の市場では、女性の価値観の変化を理解し、単なる商品やサービスの提供ではなく、共感と信頼を築くことが重要になっています。『わたしLOVER』の価値観に寄り添い、女性たちが心から共感し、継続的に支持したくなるブランドや体験を提供することが、今後の企業に求められる姿勢といえるでしょう。 ■セミナーアーカイブ配信中 具体的な事例や、女性クラスターペルソナ解説はセミナーアーカイブ動画でご覧いただけます。 ▼視聴申込はこちらから https://www.herstory.co.jp/seminar/insightseminar-2025
- 防災意識に潜む男女の決定的な違い!男性は“モノ”に備え、女性は“キモチ”に備える―
女性インサイト総研を有する株式会社ハー・ストーリィ(本社:東京都港区、代表取締役:日野佳恵子)は、防災に関する最新調査を発表しました。本調査の結果、男女では防災への備え方に決定的な違いがあることが明らかになりました。 ◆調査概要 「防災に関するアンケート」 調査期間:2025年1月18日(土)~1月22日(水) 調査対象:15歳以上の男女1,353人 調査方法:インターネット調査 調査会社:株式会社ハー・ストーリィ ◆男性は「機能」、女性は「安心感」を求める Q1. あなたがご自宅で、防災グッズとして備えているものを教えてください。 出典: HERSTORY REVIEW3月号 男女ともに防災グッズの個数に大きな差はなかったものの、選ぶアイテムには顕著な違いが見られました。 ● 男性 は「非常用電源」「ラジオ」「工具セット」など、 実用的・作業重視のアイテム を優先。 ● 女性 は「簡易トイレ」「調理器具」「快適に過ごせる日用品」など、 日常に近い環境を維持するアイテム を重視。 ◆防災グッズの選び方にも男女差あり! Q2.非常食や防災グッズを用意するとき、どのようなことを意識していますか? 出展:HERSTORY REVIEW3月号 ●男性:「持ち運びやすい」「最新技術を搭載」「機能性・耐久性が高い」 ●女性:「長期保存が可能」「日常生活でも使える」「家族構成に合っている」 つまり、 男性は“モノの機能性”を、女性は“気持ちの安心”を基準に防災準備を行っている のです。 ◆“フェーズフリー”の考え方、女性の意識に密かに根付く Q3.フェーズフリー※についてどのくらいご存知ですか? ※フェーズフリー…普段の生活で便利に活用でき、災害時にも役立つ商品・サービス・アイデアのことを指す。 出展:HERSTORY REVIEW3月号 「フェーズフリー」という言葉自体の認知度は男性の方がやや高いです。しかし、Q2を見ると「日常の生活でも使える防災グッズ」と回答した割合は女性が多いことから、女性の方が日常生活と防災を両立させた備えを行っていることが判明しました。 ◆女性クラスターのリアルな声から見えた「キモチに寄り添う防災」 ライフスタイルの異なる女性たちの備えを調査したところ、彼女たちは防災グッズに“キモチ”の要素を取り入れていました。 出展:HERSTORY REVIEW3月号 左) 60代既婚女性(セカンドライフ層) :災害時のストレスを和らげるために甘いもの(飴)を準備。 右) 第一子が7~15歳の子を持つ母親(児童・思春期ママ層) :コンパクトで生活スペースを圧迫しない100円ショップの防災グッズを購入。 ◆防災市場の新たなチャンス:女性視点の“フェーズフリー”戦略 本調査の結果から、 ●女性は“気持ちの安心”を重視しながら防災対策を行っている ●「フェーズフリー」の概念が女性の防災意識と高い親和性を持つ ●しかし、まだ女性市場には十分に浸透していない このことから、女性向けの防災・フェーズフリー市場には今後のビジネスチャンスが大きく広がっていると考えられます。 ◆詳細記事は法人クラブinherstory会報誌『HERSTORY REVIEW3月号』でご覧いただけます。 法人クラブ「inherstory」は、女性インサイト研究に特化したサービス。年会費税込54,000円で3つの特典が受けられます。 1.女性インサイトレポート『HERSTORY REVIEW』の購読 2.調査データのダウンロード、バックナンバー公開 3一般女性との座談会にお得に参加 ★その他セミナー参加などの特典多数!
その他のページ(239)
伊藤有佳 <特別フェロー一覧へ戻る ファッション/PR 伊藤有佳 1981年生まれ。2002年にレディースアパレルブランドで販売員として入社。 販売員として全国一位の実績をおさめたのち、PRへ異動。 PRでは、展示会運営から会社説明会、国内外でのカタログ撮影のコーディネート、WEB撮影のディレクションからコンテンツ作成、イベント運営、SNSを中心としたデジタルプロモーションなど、携わった業務は多岐に渡る。同社を15年務めたのち、2018年よりフリーランスに転身。 現在は、ファッションブランドをはじめ、スポーツ、飲食など分野を広げて活動中。 ファッションアドバイザーとして、WEBにてファッションやトレンドアイテムなどについても執筆中。1男1女の母でもある。 Facebook X (Twitter) LinkedIn リンクをコピー CanCam.jpおしゃれ番長のトレンド塾 HugKum
- 女性視点プラスで売上増大 #ワークマン女子。新規顧客開拓のカギは「異常値」「声」「女性社員」
職人向けの作業服専門店を運営する株式会社ワークマンが、10月16日、初めて女性に焦点をあてた衣料店「#ワークマン女子」をオープンした。 創業以来、男性作業着を作り続けてきた同社が、大きく舵を切った今回の出店。新店舗オープンで見えた、商品開発への試みを探った。 Home > コラム > 女性視点プラスで売上増大 #ワークマン女子。新規顧客開拓のカギは「異常値」「声」「女性社員」 女性視点プラスで売上増大 #ワークマン女子。新規顧客開拓のカギは「異常値」「声」「女性社員」 2020年12月10日 女性消費者行動 女性トレンド総研 職人向けの作業服専門店を運営する株式会社ワークマンが、10月16日、初めて女性に焦点をあてた衣料店「#ワークマン女子」をオープンした。創業以来、男性作業着を作り続けてきた同社が、大きく舵を切った今回の出店。新店舗オープンで見えた、商品開発への試みを探った。 女性視点ポイント 1.売り上げの「異常値」から客層の変化を読み取る 2.リアルな声を参考に商品開発に取り組む 3.女性社員が主導してアイディアを店舗に実現 目次 1. 小さな「異常値」で気が付いた予想外のニーズ 2. アンバサダー制度で「声」を聞く 3. 時代はファッション性から機能性重視へ ■小さな「異常値」で気が付いた予想外のニーズ プレオープン日には多くの公式アンバサダーが取材に訪れていた。個々が内容も自由に発信OKだ。「こう書いてほしい」「これはダメ」という要望はない。そのほうが本当に自然の声だから、というスタンスをとっている さわやかな秋晴れが広がるなか、神奈川県横浜市の桜木町駅前に誕生した「#ワークマン女子」1号店。ワークマンならではの作業服・作業用品を一切置かず、アウトドア・レイン・スポーツウェアを主軸とした新店舗は、これまで全国に展開してきた888店舗(作業服専門店「ワークマン」662店舗/一般向けおよび作業服専門店「ワークマンプラス」226店舗)のなかでも、最大級の売り場面積を誇る。 今年で創業41年目を迎えた同社は、「高機能・高品質の商品を低価格で提供する」ことを目標に掲げ、設立以来一貫して、職人向けの防護服やレインウェア・つなぎ・とび服・安全靴などの作業関連用品を製造・販売してきた。 約300人の社員のうち3分の2以上を男性社員が占め、客層としても社内風土としても、女性が大きく関わることはほとんどなかった。 ところが、とあるSNSでの投稿がきっかけで、「ワークマン」の商品が女性の熱い視線を一気に集めるようになる。「『ファイングリップシューズ』という厨房用の靴が、梅雨時に急に売り上げを伸ばしたんです。店舗スタッフに尋ねたところ、若い女性が購入していることがわかりました」と振り返るのは、営業企画部兼広報部の林知幸さんだ。 さらに調べていくと、この靴がマタニティシューズに適していると勧めるSNSの投稿を見つけた。このことがきっかけで、店舗には妊婦や赤ちゃんを抱っこした女性が数多く訪れるようになったという。「滑らないという靴の機能性に共感して、本来我々が想定しなかったお客様が購入してくれました。 もしかしたら『ワークマン』の作業服や靴は、一般のお客様にとって魅力的な商品に映っているのではないかという思いが頭をよぎりました」と林さんは語る。そもそも男性作業着の市場だけでは、「1000店舗・1000億円」の売り上げが限界だろうという焦りもあった。 そんなとき、ふと見つけた梅雨時の「異常値」が、新しい見込み客を掘り当てるサインになったのだ。 靴売り場のフロアは、床に靴をおくとそのままインスタ撮影ができるイラスト画が施されている。思わず編集スタッフもパチリ その後も「ワークマン」で買い物を楽しむ女性や一般客は増え続け、林さんの直感は確信へと変わっていった。2018年、ついに同社は一般向けの新業態、アウトドア・スポーツウェアを多く扱う「ワークマンプラス」を「ららぽーと立川立飛店」にオープンした。さらにその2年後、女性を主体にした「#ワークマン女子」が初めて登場することになったのだった。 男性向け市場からの思い切った方向転換に、「お客様が先に商品に目をつけて使用してくれていた。今回は我々が後を追いかけただけです」と林さんは笑う。 ■アンバサダー制度で「声」を聞く 「ワークマンプラス」の店舗が増えるにつれ、女性社員の採用も徐々に増えたが、もともと同社は女性ウェアの開発に対してさほどノウハウがなかったという。そんなとき商品開発の頼もしい味方になってくれたのが、独自に採用した約30人の公式アンバサダーの存在だ。 ブロガーをはじめ、ユーチューバーやインスタグラマーを含めたアンバサダーたちは公募で決めるのではなく、各自の投稿を見て同社が判断した。フォロワー数の大小に関係なく、商品への深い愛着を感じられるユーザーに直接メッセージを送って協力を仰いだ。30名近くいるアンバサダーのうち20名は女性というあたり、同社の女性向け商品を一から学ぼうとする熱意がよく伝わってくる。「彼らは本社に足を運びマーチャンダイザーと話して改善点を伝えてくれます。 実はこの制度には金銭のやり取りが一切発生していません。その代わり、自分が関わった商品が店頭に並んだり、活動内容を各自のSNSで配信しフォロワーを増やすのに役立ててもらっています」。このwin-winの関係があるからこそ、アンバサダーたちは遠慮なく思ったことを口に出せるし、その貴重な「声」が新商品にあますことなく活かされる。撥水加工を施したワンピースやスカート、ポケットがたくさんついたトップスなど、リアルな声を実現したウェアは、実際消費者に人気が高い。 公式アンバサダーと共に作った商品横には、公式アンバサダーのSNSなどに飛べるQRコードを大きく告知。写真はキャンプブロガーのサリーさん。インセンティブは「フォロワー増加の支援」という関係を築いている もうひとつ、同社の転換点にまつわる興味深いエピソードがある。今回新たに出店した「#ワークマン女子」には、店内に4か所のインスタ映え・動画映えスポットを作った。 当初携わったのは営業企画部の男性社員だったが、女性視点ゼロの提案内容に女性社員から厳しい指摘を受けた。企画チームは総入れ替えとなり、女性社員が主導して「ゆるキャラ」作りや「小顔効果のためのアイテム制作」など次々にアイデアを発信。結果、女性主体の店舗にふさわしい見事な映えスポットがでそろった。 ■時代はファッション性から機能性重視へ SNSの一投稿がきっかけで、思いがけず多くの女性ファンを獲得したワークマンだが、その背景には女性トレンドの変化が見え隠れする。お洒落から機能性ファッションへ、ハイヒールからスニーカーへ転身する女性が後を絶たないなか、同社に寄せられる期待はますます大きくなっている。 もちろん林さんもその点を見逃さない。「他社製品と比べたとき、ワークマンならではの機能性ウェアがどこまで勝負できるのかを考えています。これからの売り上げは女性客にかかっている。今回出店した「#ワークマン女子」のように女性に向けて舵取りをしていかないと、いずれまた限界がくると思っています。」 特に今回のコロナ騒動を経て、新たな動向が生まれつつあると林さんは指摘する。3密を避け、家族で外出する機会が増えたことだ。「今後の新規出店はすべて『ワークマンプラス』と「#ワークマン女子」の業態で出す予定です。ターゲット層を分けることで、各店の混雑を減らし、必要な人が必要な時にスムーズに購入できるよう工夫しています」(林さん)。 同社はまた、急速な店舗拡大の傍ら、SDGsを意識した企業活動も地道に続けている。オリジナルスポーツウェア「Field Core(フィールドコア)」のデニムパンツ「AERO STRETCH(エアロストレッチ)」は、2020年モデルより地球環境に配慮した製造を始めている。もともと衣類加工に最大70リットルもの水を使用してきたが、現在は7リットルにまで削減。 スペインのJeanologia社の技術協力を得て、環境に優しい工程を実現している。また、衣料店には欠かせない配送のための多数の段ボールも、複数回利用できる「通い箱」を活用中だ。 高い機能性と魅力的な価格で果敢に挑むワークマン。とどまることのない挑戦は、長引くコロナ不況を打破する勇気を与えてくれる。 公式アンバサダーと共に作った商品横には、公式アンバサダーのSNSなどに飛べるQRコードを大きく告知。写真はキャンプブロガーのサリーさん。インセンティブは「フォロワー増加の支援」という関係を築いている 株式会社ワークマン 営業企画部販売促進グループ 丸田純平 様 〒110-0015 東京都台東区東上野4-8-1 TIXTOWER UENO ■事業内容:作業着や作業関連用品、アウトドア・スポーツウェアなどを扱うワーキングウェア専門店。全国でフランチャイズを展開し現在888店舗を抱える。高い機能性を持つ低価格の商品を企画・生産・販売している。 ■年商:1,622,718,300円(2020年3月時点) ■創業:1979年11月30日(株式会社ワークマンとしての設立は1982年8月19日) ワークマン公式サイト https://www.workman.co.jp/ 日野佳恵子 株式会社HERSTORY(ハー・ストーリィ)代表取締役 1990年創業 タウン誌の編集長、広告代理店のプランナーを経て、結婚、出産を機に専業主婦を経験。女性のクチコミ力、井戸端好きに強い衝撃を覚え、広告よりクチコミのパワーが購買に影響を及ぼしていることを確認。一貫して男女の購買行動の違いに着目したマーケティングを実践し、女性客マーケティングという独自分野を確立。多数のコミュニティや実店舗を自ら運営。10万人の生声、3万件に及ぶアンケート分析、5万人以上の男女購買行動を研究。
- うれしい! 助かる! 伝えたい!共感と感動が広げる「バズ消費」/2024年5月号 | 女性トレンド総研HERSTORY
SNSで話題の商品には惹かれる一方で、不安から慎重になる消費者心理も見られます。本調査では、この「ワクワクと不安の間」で賢く消費する女性たちの行動が明らかになり、継続的な情報発信や体験価値が重要であることが分かりました。 うれしい! 助かる! 伝えたい!共感と感動が広げる「バズ消費」 無料ダウンロード 資料の主な内容 ・<事例取材>味の素冷凍食品株式会社 SNSのひとつの投稿を機会にアクション フライパン検証から商品リニューアルまで発信 「冷凍餃子フライパンチャレンジ」 ・<事例取材>ダイドードリンコ株式会社 500台突破! 外出先での悩みゼロでSNSの話題に。子育て世帯を応援する「ベビー用 紙おむつ自動販売機」 ・女性消費者動向 ワクワクと不安の間で揺れる バズり商品を吟味して賢く購入する女性たち ・オンラインインタビュー バズっているもの買ってる? SNSでの話題+周囲のクチコミで 購入決定 女性10ペルソナのトレンドワード HER TREND ▼法人会員クラブinherstoryについて 詳細はこちら うれしい! 助かる! 伝えたい!共感と感動が広げる「バズ 消費」/2024年5月号 https://www.shop.herstory.co.jp/_files/ugd/f85fbd_623717125c8643b292a179ab62a64d44.pdf * は必須事項です 氏名 メールアドレス 電話番号 会社名 業界 ご選択ください 役職 ご選択ください 部署名 具体的な悩みがあればご記入ください HERSTORYを 知ったきっかけ ご選択ください 個人情報保護方針に同意します。 個人情報保護方針はこちら 送信 お問い合わせ CONTACT 資料ダウンロード 会社紹介、女性視点マーケティング、女性ペルソナに関する資料が無料ダウンロードできます。 資料ダウンロード お問い合わせ/無料相談 プロジェクトのご相談、弊社サービスへの ご質問はなどはこちらからお気軽にご連絡ください。 お問い合わせ